ロードバイクを始めた時に買ったのが「パナレーサー」のタイヤレバーで、十数年に渡って使っていて何不自由なく使えています。使い勝手も申し分無いです。だからロードバイク用のタイヤレバーはこれ一択だろ!と思っていたのですが、「シュワルベ」の新モデルのタイヤレバーに硬いタイヤをはめる時に使える「クリップ機能」なるものがある事を知りました。今回はタイヤレバーについて調べてみたのでブログにまとめておきます。ご参考になれば幸いです。
ロードバイク用タイヤレバーの条件
百均とかでも自転車用のタイヤレバーは売っていますがロードバイク用としては止めておいた方が良いでしょう。他にも車用のタイヤレバーを転用するなども止めておいた方が良いでしょう。まずは基本としてロードバイク用タイヤレバーの条件を列挙しておきます。
軽量であること
ロードバイクで走る際に長距離走る事を考えると少しでも軽量であることが望ましいです。ちなみにパナレーサーのタイヤレバーは3本セットで37gでした。
持ち運びし易いこと(携帯性)
小さくコンパクトになり持ち運びし易いことも重要です。ロードバイクで走る際の荷物は少しでも少なく軽くしたいというのは誰もが思うことでしょう。
例えばパナレーサーのタイヤレバーセットの場合だと3つのタイヤレバーをピッタリと重ね合わせてコンパクトにでき、持ち運びしやすいように袋までついています。
タイヤレバー素材が硬すぎないこと(金属NG)
金属製のタイヤレバーだとホイールに傷が付く可能性があります。ロードバイクのホイールがカーボンホイールだったりすると致命的な傷になりかねません。そのためロードバイク用のタイヤレバーは適度に柔らかい素材である必要があります。
ちなみにパナレーサーのタイヤレバーはPOM(ポリオキシメチレン)という素材でできています。ホイールに傷が付かず、しかも作業し易い硬度は保っています。ポッキっと折れたりする事もありません。丈夫です。
スポーク側にフックできる形状であること
スポーク側にフックできる事で作業が格段に楽になります。ちなみに3本入っていますけど2本でも十分作業可能です。
チューブを傷つけない形状であること
タイヤレバーを使って作業する際にチューブに傷を付けてしまうとパンクしてしまいます。そのため通常、ビードを引掛ける「ツメ」の両端部分はチューブに傷が付きにくいように丸みを帯びた形状になっています。これは自分が購入してから後に改善されたようです。上記画像が現在の形状ですが、自分の持っているタイヤレバーは丸みを帯びていませんでした。
「パナレーサー」のタイヤレバーセットがおすすめ
という事で、上記のようなロードバイク用のタイヤレバーの要件を完璧に満たす「パナレーサー」タイヤレバーがお勧めなのです。そしてチューブ修理に使う「パッチ」「紙やすり」と「携帯用ポーチ」までセットになっている商品がコスパ最強です。
自分も十数年使っていて何不自由無いのでお勧めできます。何ならツメ部分が丸くなっていて改善されていたので、新しいの欲しいな。なんて思ってしまいました。
ちなみにチューブ修理に使うパッチについても、一度パナレーサー意外のパッチを買って使ってみたら修理後にパッチの粘着力が低く剥がれてきてしまったことがあります。パナレーサーのパッチではそのような事が起きた事が無いので信頼性が高いです。私の場合、他のメーカーのパッチが使い物にならなかった事もあって、もはやパナレーサー一択です。
タイヤレバーの使い方[動画]
実際のタイヤ交換時の使い方は動画が分かり易いです。パンクした場合のチューブ交換の方法を解説してくれています。めちゃくちゃ簡単そうに作業していますが素人がやると苦労します。上手です。
9分10秒くらいからのタイヤが硬い場合にハメるコツを解説していてる箇所が秀逸です。ビードを真ん中にズラすというテクニックには目が点になりました。今までの苦労は何だったのだろうか!と言うくらいタイヤをハメるのが楽になります。
硬いタイヤにはシュワルベのタイヤレバー!?
パナレーサーのタイヤレバーが絶対的に使い易いのは間違いないのですが、シュワルベの新しいタイヤレバー「クリップ機能」なる物があるとのことを知りました。硬いタイヤを取り付ける際に重宝しそうです。
これは、稀に素手で取り付けるのが困難な硬いのタイヤの場合にタイヤレバーを使って簡単にタイヤ取付ができ、便利が良さそうです。チューブレスタイヤなど硬いタイヤをハメるのにも重宝しそうです。
実際の使い方は動画解説が分かり易いです。3分45秒くらいからが参考になりました。
シュワルベのタイヤレバーは今回初めて知ったので、実際どうなんだろうか?と思いブロガーとして調査せねばと思い注文してみました。届いたら記事を追記したいと思います!
下記追記した記事です。ご参考までに
IRC-TIREチューブレスタイヤ専用タイヤレバー
あとチューブレスタイヤ専用のタイヤレバーもあります。チューブレスタイヤを使っている人にはお勧めのハズなのですが口コミを読むと「使い方が分からない」「シュワルベのタイヤレバーの方が使い易い」との声もあります。汎用性を考えると「シュワルベ」のタイヤレバーの方が良さそうです。
コンパクトにしたいならPB470
タイヤレバーと携帯工具が一体化しているPB470だと非常にコンパクトになります。
携帯工具も小さい物だと使い難かったりするのですが、非常い使い勝手も良くて高品質です。
ビットにハメて使います。磁石でピタッとくっつきます。
軽くて持ち運びし易い「携帯工具」については過去記事で比較検証しているので、ご参照頂ければ幸いです。
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