長良川中日花火大会にロードバイクで行ってみた。

東海地方ポタリング

ロードバイクで長良川中日花火大会に行ってみました。少し離れた場所まで車で行って駐車してからロードバイクで行けば渋滞知らずでいいのでは?という単純な思惑と、ロードバイクで夏の夜走って花火を見に行ったら気持ち良くて楽しいだろうなぁと思いついたためです。

ロードバイクで中日花火大会に行く企画

第70回記念全国選抜長良川中日花火大会に自転車(ロードバイク)で行ってみたら楽しいのでは無いか?そう思いついたのは花火大会の1週間前でした。長良橋~金華橋の間で打ち上げられる花火大会の何処が空いてて穴場なのか?だとか、機動力抜群のロードバイクで色んな場所を回れるのでは?普通とは違う楽しみ方ができるのでは?そしてロードバイクで行けば渋滞知らずのストレスフリーなのでは?という様々な疑問から企画してみました。

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※ちなみに今年は過去60年の花火を振り返る記念スターマインや、創作スターマインのコンクールがあったりエフエム岐阜「耳で見る花火」が放送されたりしていたりしました。

開催日は2016年7月30日(土)で時間は12:00~20:45(夜の部は19:15に開始予定)です。駐車場2000台無料で用意され、北岸一日臨時駐車場、岐阜県庁臨時駐車場等がありました。

しかし、どうせ混むことだろうと思い、その駐車場は利用しないことにしました。あと、自転車使う理由が無くなってしまうのであえて遠い目の駐車場から現地に向かうことにしました。ポタリングを楽しんで花火も楽しむというコンセプトです。

 

私「明日、豊田に遊びに行くけど16時までには帰ってくる。それから中日花火大会行こうぜ。」唐突に私は弟にLINEしました。

 

弟「まじか」

弟「岐阜長良川まで?」

弟「遠くね?」

弟から即効で返信がありました。

 

たしかに実家から中日花火大会の会場までは遠かったです。そこで少々考え直しました。なぜなら、実家から自転車で走って行ったら花火大会開始時刻に間に合わないからです!

 

私「じゃぁ、途中まで車でいくか?」

弟「車で途中まで行くのは良いけれども、東海ウォーカー見ると車両通行止めって書いてあるぞ。」

弟「自転車で花火大会会場あたり行っても楽しめないんじゃないか?」

弟「あっ!自転車で行っている人のブログがあった!」

私「ええな。実績あるやん。」

弟「レジャーシート持って行こう!」

私「いいね!」

 

ということで行くこと決定!

 

中日花火大会当日

当日、遊びで豊田まで行って戻ってきた私は急いで準備して、弟のいる実家へ車で走りました。しかし16時出発となり、やはり出発するのが少々遅い。そして豊田での遊びと車の運転で疲れていました。これが完全に出遅れた「中日花火大会ポタリング(自転車散策)」の始まりです。

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頑張って高速道路を走って、取りあえず予め調べておいた「名鉄西尾線奥町駅」の「名鉄協商駐車場」に車を止めました。駐車料金は1時間100円1日500円で打ち切りです。最初行ったとき満車でした。奥町駅の駐車場に止められないと「尾張一宮駅」の方まで移動しないと駐車場がありません。それで奥町駅付近に他に駐車場が無いかスマホで探していたら丁度、駐車場から出ていく車がありまして駐車できました。ラッキー!ちなみに尾張一宮駅まで行くと駐車場沢山あります。

事前に拝見した中日花火大会に自転車で行っている人のブログでは「一宮市の某施設」に車を止めて出発していました。実際に行ってみると「利用者や関係者以外は駐車しないでください」という趣旨の看板がありました。まぁそりゃそうだ。勝手に駐車しちゃいかんだろう。ということで、私達は有料駐車所を使った次第です。

 

さて、「名鉄西尾線奥町駅」から長良川の「忠節橋」までの約15km(往復30km)を自転車(ロードバイク)を使ってポタリング開始です。

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弟「今日はそれほど暑くないな。」

駐車場で車から降ろしたての自転車ホイールを組み立てながら弟が言いました。

 

弟「おう、風が気持ちよさそうだな。出発するか!」

私「時間が無いから途中の観光とか無しだけどな。」

弟「まぁ、しゃーないな。」

私「さて、どういう道で行こうか・・・」

弟「取りあえず木曽川超えなかんな。」

私「途中でコンビニ寄って弁当とかおやつ買ってこうぜ!」

弟「いいね!目的地の忠節橋辺りじゃ花火大会会場から遠いから屋台無さそうだしな。」

 

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奥町の駅から県道193号線に入って「濃尾大橋」にて木曽川を超えました。それからは田んぼと住宅街をひたすら北に向かって走るだけです。夕日が綺麗でした。そしてサークルKで弁当やら飲み物やらを購入。サコッシュが大活躍です。全部モンベルのサコッシュに詰め込んでGO!です。

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夏だなぁって思いながら、かるーく走っていると、花火が上がっている音が聞こえてきて焦りました!

 

私「始まってしまったな・・・」

弟「しゃーない、急ぐか。」

私「車通り多いし、市街地は走りにくいな」

弟「信号多いしな」

 

とは言いつつも車通りの多い道なのと信号でのストップアンドゴーが多くてスピードも出せずで、目的地の「忠節橋」に着いたのは19時50分頃でした。19時15分から始まっているので35分遅刻です。そんな遅くに着いたのにも関わらず、忠節橋の下ではまだ場所が余裕で空いていました。会場の「長良橋」から遠いからです。花火は遠目で見ることになりますが、良い穴場でした。

 

※「忠節橋」は位置的に「長良橋」があって「金華橋」があって「忠節橋」という位置関係で花火の打ち上げ場所から1kmくらい離れている場所です。花火は小さく見えて迫力に劣る代わりに落ち着いて花火鑑賞できました。

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私「橋の下に場所あるな、降りてみるか」

弟「自転車持って?」

私「おう、階段があるぞ。あそこから降りれるだろう。」

弟「ほんとだ、降りてみるか。」

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忠節橋の橋したの川辺では、みなさんアウトドア用の椅子だとかレジャーシートに座って花火鑑賞されていました。自分たちも持って行った「エマージェンシーブランケット」と「クッション」を使ってくつろぎました。

 

 

弟「兄ちゃん、俺エマージェンシーブランケット持ってきた。」

私「なんだそれ?」

弟「災害の時とかに使うヤツ。毛布代わりに使う。」

私「レジャーシートちゃうやんか。」

弟「でも、薄くて軽い。しかも丈夫。最強。」

私「ほー、使えるのか?」

弟「分からんけど、本来の用途とは違うな。」

私「まぁ試してみるか。」

弟「おう、試してみる。」

ということでエマージェンシーブランケットをレジャーシート代わりに使ってみると、湿気を遮断できて使える様子でした。生地も薄っぺらいけれども丈夫そうで案外良さそうです。

 

私「ええやん。」

弟「薄くて軽いレジャーシートめちゃ高いから、エマージェンシーブランケット最強だな。」

私「天才だな。クッションもこんなんあるんだな。」

弟「折りたたんで持ち運びできる。凄いだろ。」

私「良く見つけるな、こーいうの。」

弟「任せろ。ちなみに会社のカバンに入れていつも持ち歩いてる。」

私「災害用にか?」

弟「おう、何かあっても使える。軽いしな。」

私「すげ!俺も買おうかな。」

 

そんな会話をしながら、来る途中のコンビニで買った弁当などを食べようとサコッシュを開くと!一緒に入れた2リットルのペットボトルの残りがシュークリームを押しつぶしてコンビニ袋の中がクリームまみれになっていました。大惨事・・・

 

私「うげー、シュークリームまみれになっとる。」

弟、俺のサコッシュの中見て爆笑。

 

弟「欲張って2リットルのペットボトル持ってくるからだわ。」

私「自転車のボトルに入れた残りのヤツ捨てるのも勿体なかったからな。」

弟「まぁ、コンビニ袋の中だけの被害でサコッシュ無事だからいいや。」

私「ラッキーだな。」

私「おう、弁当も食べられそうだ。少し食べるか?」

弟「じゃぁ、少し貰うわ。」

 

そんなこんなで、花火が終わる20時45分までいると橋の上に登るのに混雑しそうだったので20時30分頃に橋の上に登り、橋の上から花火鑑賞して最後まで見てから帰宅開始。帰宅はストレス無く普通に走って帰るだけでした。

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中日花火大会の反省点と分かった事

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1.もう少し早く出発できれば良かった。観光とかオシャレな喫茶店とか寄りたかった。行ってみたかったのは「みつはっちゃ屋」と「茶屋赤鰐」どちらも有名店なので激混みかも知れないが、折角岐阜まで行ったのだから寄ってみたかった。あと走っているときに偶然見つけた「井ノ口珈琲」という喫茶店も外観がオシャレで入ってみたかった。

 

2.ペットボトルとシュークリームをサコッシュ内でひとまとめにするのは止めた方が良い。

 

3.時間が無くて金華橋の方まで行けなかったが行ってみたかった。交通規制があるので大回りして行けば行けたはず。移動しながら色々な場所で花火を見るのも楽しそう。忠節橋では屋台が出て無かった。忠節橋は落ち着いてゆっくり花火鑑賞できる場所。

 

4.花火を近くで見るのとでは迫力が違う。近くでも見てみたかった。

 

5.駐車場は満車になる可能性がある。事前に複数個探しておくと良い。奥町駅の駐車場が空いたのはラッキーだった。

 

6.岐阜の街中は自転車で走りにくい。ただ、夜風が涼しくて行も帰りも気持ち良いポタリングだった。

 

7.良く「何処から来たの?」と聞かれるので何か面白い回答を考えておくと良い。今回は警備員さんに声をかけられました。怪しかったのだろうか??

 

8.携帯カメラで花火を綺麗に撮影するのは難しい。動画だと意外と綺麗に撮れる。

 

9.女性3人が自撮りしようとして、でも自撮り棒が無いから困っていました。紳士な態度で「良かったら、撮りましょうか?」とさり気なく言える練習を事前にしておくと良い。ギンギラギンにさりげなく。

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次回の中日花火大会の作戦について

 

今回、思ったのは中日花火大会の会場にもう少し近い駐車場に車止めても渋滞しなかった気がします。これは次回試してみないと分からないです。ちなみに奥町駅から帰宅する分には全く渋滞は無かったです。ポタリング目的じゃなければ花火大会会場に近い駐車場でも良いかもしれません。

 

また、この日の中日の花火大会に行った人から後日聞いた話では、花火大会後に喫茶店に入ってゆっくりしてから帰宅開始したら渋滞にも巻き込まれずにストレス無く帰れたとのことでした。自転車があれば花火大会会場から少し離れた喫茶店にも行けるので花火大会会場の無料駐車場に車を止めて花火鑑賞をして、花火退会が終わったら喫茶店まで自転車を車から出して行ってゆっくりしてから帰宅するというのも有りかと思いました。

 

次回中日花火大会の作戦を箇条書きしますと下記になります。

 

中日花火大会会場に早めに車で到着する。→中日花火大会のために当日無料解放される駐車場に車を止める。→中日花火大会を鑑賞する場所をレジャーシートなどで確保する。→それから車に積んで持ってきた自転車で長良川周辺を散策する。→そして中日花火大会が始まる少し前に戻ってきて自転車を車に戻してから中日の花火大会を楽しむ→。花火大会終了後に車から自転車を出す。→事前散策した際に目星を付けておいた喫茶店に自転車で行って休憩する。→渋滞が緩和される頃に車に戻り、車で帰宅開始する。これが一番賢いのでは無いかと思いました。次回試してみたいです。

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