ロードバイクチェーンの交換方法!長さの決め方は?

自転車高速走行

ロードバイクチェーンの交換方法について解説してくれている動画やサイトは色々あるのですが、本当に正しい方法はどうなのか?私の場合「チェーンの長さを決める」のが一番困りました。シマノのディーラーマニュアル(基本作業書)にそって実際に作業して分かった内容をブログにまとめておきます。

なお、交換するチェーンの選び方チェーンの寿命については過去記事ご参照下さい。

チェーンの交換方法

プロが教えるチェーン交換のやり方

チェーンの交換は意外と簡単です。全体の作業流れは動画が分かり易いです。いくつか作業前に見ておくと手順と流れが分かります。

  • チェーンを切る箇所を決めたらサインペンなどで印をつけておく
  • チェーンは刻印がある側が表
  • 接続する際にはチェーンをフロントギヤから外すと作業し易い(チェーンフィキサー不要)

そして作業詳細についてはシマノのディーラーマニュアル(基本作業書)が間違いなくお勧めです。チェーン交換だけでなくロードバイク整備に関する基本的な整備方法が網羅されています。

1:ギヤをインナートップにする

チェーンにかかっているテンションを少なくするため、ギヤをインナートップ(前後ともに一番小さいギヤ)にします。テンションがかかった状態で作業するとピンを外した際にチェーンが飛び跳ねて危険です。

2:アンプルタイプコネクティングピン(アンプルピン)を外す

ひとつだけ色の違う「アンプルピン」があります。「アンプルピン」前後にチェーンフックを掛けてテンションを無くした状態で「チェーンカッター」を使って「アンプルピン」を抜き取ります。アンプルピンは再利用不可です。

3:チェーンの長さを決めてカットする

シマノの基本作業書をみるとチェーンの長さの決め方について書かれています。

スプロケットとはロードバイクの後ろ側の歯車の事を言い、例えば「27T」とはスプロケットの歯数が27枚である事を指します。(T=Teeth=歯数)

自分のロードバイクで確認してみたところ、最大スプロケットの側面に「28T」と記載ありました。28T以上のマニュアル部分を参照します。一般的なロードバイクであれば「28T以上」に該当します。

最大スプロケットが28T以上の場合「最大スプロケット」と「最大チェーンリング(クランク)」の両方にチェーンを掛けた状態で「繋ぐことのできる最小リンク数」に2リンクを加えた長さにチェーンをカットします。

※注意:フロントトリプル(クランクが3枚の場合)はマニュアルが別途あります。

4:新しいチェーンを取り付ける

チェーンに刻印が片面のみある場合には刻印がロードバイクの表側に来るように取り付けます。

5:チェーンを繋ぐ

アンプルピンで繋ぐ場合

アンプルピンでチェーンを接続した場合にはピンの長さが適切か最終確認をして完成です。

ミッシングリングで繋げる場合

ミッシングリングで接続した場合にもミッシングリングが正しくハマっているか確認して完了です。ミッシングリングでチェーンを繋いでおけば、チェーンカッター無しでチェーンを外したり繋げたりすることができます。

ミッシングリングは何回くらい外したり繋いだりできるのか?よく議論されていますが、KMCのパッケージには3~5回と書かれています。ミッシングリングは変速数で選びます。厚みが違うので異なる変速数のミッシングリングは使用できません。

ちなみに、KMCの金色ミッシングリングを使うと直ぐにチェーンの綱ぎ目が見つけられて便利です。「KMC」は台湾企業でシマノのチェーンをOEM製造しているメーカーです。シマノのチェーンとKMCのチェーンの違いは刻印くらいです。そのためチェーンやミッシングリングはシマノ製品を買うよりもお買い得になります。

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私のロードバイクは10速なのですが、たまたま7速8速用のミッシングリングが余っていたので試しに取付してみたら厚みがガバガバで全く使えませんでした。やはり変速数に合わせたミッシングリング購入が必要です。

5:チェーンの余分な油を取る

新しいチェーンには錆び防止のためのチェーンオイルが塗られています。そのままチェーンオイルを塗ってもこのオイルが邪魔して効果を発揮できません。まずはチェーンクリーナーで脱脂してからチェーンオイルを塗る必要があります。

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