ロードバイク用の携帯空気入れを購入するにあたって「選び方のポイント」とどの携帯空気入れが良いか?人気商品を徹底的に調べました。それら「人気携帯ポンプの調査結果」をブログにまとめておきます。自分の用途にあった携帯ポンプを選ぶ参考になれば幸いです。
今では、昔し私が買った携帯空気入れよりずっと高機能な物が沢山あります。買い替えようかな・・・
ロードバイク用の携帯空気入れは必要か?
携帯空気入れはパンクした時のために必須です。ロードバイクに乗った事の無い人から、「携帯空気入れを、いつも自転車のバックに積んでるんですね、そんなに早く空気抜けるんですか?」と聞かれたことがありますが、携帯空気入れはパンク修理の為に常備する物です。
ちなみに、携帯空気入れの代わりにCO2ボンベ式の空気入れを携帯する方法もあります。ただCO2ボンベ1本だけだと1日に複数回パンクした時に対応できない点は注意が必要です。
- 急なパンクのために携帯空気入れは必須
- CO2ボンベを使う方法もある
- 電動の携帯空気入れもある
小型携帯空気入れは空気を入れ難い!?
空気入れは「小型」で「軽い」方が携帯しやすいです。しかし小型で軽量な空気入れだと空気を入れるのに苦労します。高圧にするのには力もコツも要ります。大型の携帯空気入れであればエアゲージ付きで入れやすい物もあります。しかし大型の物は重たく持ち運びも負担となります。「大きさ」「重さ」と入れやすさはトレードオフです。
デカいのは重たいし、かさ張るし、携帯したくないな。
ただ、小型のはパンクした時に大変なんだよな。
基本:小型・軽量である程、空気を入れ難い・適正空気圧まで入れられない
ロードバイク用「携帯空気入れ」を選ぶ基準
携帯空気入れを選ぶにあたって何を重要とするか、選ぶ基準を自分の中で決めておくと自分にあった携帯空気入れを見つけ易くなります。選考基準を以下に挙げておきます。
携帯空気入れの重量
まず気になるのは重量です。大型の物でも200g程度、小型の物だと100g以下くらいが目安です。CO2ボンベは1本16gです。
種類 | 重量目安 |
大型空気入れ | 200g程度 |
小型空気入れ | 100g以下 |
CO2ボンベ1本 | 16g |
CO2インフレーター | 20g程度 |
電動空気入れ | 550g程度 |
持ち運びのし易さ
小型の携帯空気入れの方が持ち運びし易くなります。ただ、長さや太さによっては「ツールケース」に入らなかったりもするので「サイズ」を気にしておく必要もあります。変わったものだとサドルポストの中に格納できる物もあります。
デカすぎると「ツールケース」に入らんな。
アタッチメントで自転車に取り付けるタイプあるぞ。
空気抵抗になるな。
たしかに。
空気の入れやすさ
大型の携帯空気入れの方が適正空気圧まで空気を入れ易くなります。小型の物は持ち運びし易い反面、空気を入れるのにポンプする回数が増えて大変です。
種類 | 持ち運びの し易さ | 空気の 入れ易さ | 適正空気圧まで 入れられるか? |
大型空気入れ | × | 〇 | 〇 |
小型空気入れ | ◎ | △ | × |
CO2ボンベ | 〇 | ◎ | ◎ |
電動空気入れ | × | ◎ | ◎ |
上の図を見ると「CO2ボンベ」が最強に見えますが、1日に2どパンクする場合もあるのでロングライド時は「CO2ボンベ」を複数個持っておく必要があります。また「CO2ボンベ」は使用する度に購入費用が必要となるのでコスパを考えると携帯空気入れに軍配が上がります。
電動空気入れも商品が出てきていて目を引かれます。もう少し軽量化されてコンパクトになると良いのですが、まだ重くてサイズも大きい点が難点です。
電動空気入れ楽そうでええな。
持ち運ぶにはデカすぎるだろ。
俺のサドルバックでかいで入るぞ。
それでも500gはヤバいな。自宅用なら便利で省スペースで良いかも知れんけど。
確かに重たいな。500mlのペットボトルを常に持っているのと同じくらいだからな。軽量化されんかな。
デザイン
見た目がオシャレというのも選考理由としては重要です。自分が気に入らない、ダサ物を買ってしまうと後で嫌になります。
エアゲージ付きか
携帯ポンプにエアゲージが付いている物もあります。エアゲージがあると空気圧を測ることができます。
俺、エアゲージは別売りの買った。
緊急用にエアゲージまで要るか?
カッコ良かったから買った。小さいしな。
確かに、小さいな。良いかも知れん。カッコいい。片方の機能だけ壊れる場合もあり得るから、別売の方が良いかも知れんな。
対応バルブ
タイヤチューブのバルブには種類があります。規格が違うので規格に対応した空気入れのアタッチメントが必要になります。バルブ種類は「仏式(フレンチバルブ)」「米式(シュレーダーバルブ)」「英式(ダンロップバルブ)」の3種類です。
ロードバイク用として売られている空気入れなら、当然「仏式」対応だな。
ロードバイク用だって言って売ってて「仏式」対応してなかったらクレームもんだろ。
- ロードバイク用=「仏式」
- クロスバイク用=「仏式」
- マウンテンバイク=「米式」
- 車・オートバイ=「米式」
- ママチャリ=「英式」
- 車椅子=「英式」
携帯空気入れの使用目的
自分が携帯空気入れを使用する場面を思い浮かべて選ぶ必要があります。
例えば、近場でパンクしてちょっと空気入れて家まで帰れればいいや!という目的での空気入れなのか?自転車旅行中にパンクして、パンク修理した後も長距離走る場合を想定するのか?目的に寄って選ぶべき空気入れは変わってきます。
自転車通勤してた時は、パンクして遅刻するのはまずいからCO2ボンベ必須だった。
CO2ボンベなら一発で空気入れられるからな。
お勧めの「携帯空気入れ」の組み合わせとは?
私がお勧めするのは「CO2ボンベ式」と「小型携帯空気入れ」を併用する方法です。
- 「CO2ボンベ式」と「小型携帯空気入れ」併用がお勧め
- 「CO2インフレーター」兼「小型空気入れ」としても使える商品もある
CO2ボンベ式だと、CO2ボンベが使い捨てになるのでコストが掛かります。近場でパンクした時にちょっと空気を入れて帰宅まで持たせられるように「小さくて軽量な携帯空気入れ」と併用する方法がお勧めです。小型の携帯空気入れだと高圧まで空気を入れらませんが、帰宅まで持たせるのには十分です。
また、ロングライドする場合は1回目のパンクでは「CO2ボンベ」を使って修理します。1日に2回もパンクする事は稀ですが、保険として「小型携帯空気入れ」を持っていると「CO2ボンベ」を使ってしまった後でも安心感が得られます。
やっぱりCO2ボンベ式は楽だよな。
おう。でもCO2は分子が小さいからタイヤから空気が抜けやすい。あくまでも緊急時の空気補充用だな。
おう。非常用だ。家に戻ったら「フロアポンプ」で空気入れなおさないとあかんな。
あと、少しでも軽くしたい場合は携帯空気入れだけだな。
CO2ボンベは楽できるけど、まぁ携帯空気入れがあれば無くても良いわな。
携帯用空気入れの「おすすめ品」と「性能比較」
LANDCAST 携帯ポンプ
全長 | 20cm |
重量 | 100g |
素材 | アルミ合金 |
対応バルブ | 仏・米・英(別売) |
最大空気圧 | 300psi |
カッコいいな
インスタ映えして人気になった。今買うならコレにする。
パナレーサー(Panaracer) BMP-23AEZ
全長 | 17cm |
重量 | 100g |
素材 | アルミボディ |
対応バルブ | 仏・米 |
最大空気圧 | 900kpa(130.5psi) |
ツールボトルに入れて持ち運びたいならこれだな。
パナレーサー製品なら間違い無い。評判も良いし。
air bone(エアボーン)スーパーミニポンプ
全長 | 9.9cm |
重量 | 59g |
素材 | アルミボディ |
対応バルブ | 仏・米 |
最大空気圧 | 7気圧(102.9psi) |
俺、これ使ってる。
小さすぎるだろ、空気入れるの大変だろ。
家まで帰れれば良いからコレで良い。ロングライドの時はCO2ボンベと併用するから問題ない。あと、色も沢山選べた。
パナレーサー(Panaracer)BFP-AMAS1
全長 | 34cm |
重量 | 200g |
素材 | アルミ製 |
対応バルブ | 仏・米・英 |
最大空気圧 | 800kpa |
パナレーサーの携帯ポンプはド定番だな。
会社のS木さんが持っていて使わせてもらった事がある。デカい分、さすがに空気入れ易かった。
信頼性高いな。まぁデカいけどな。
GIYO(ジーヨ)エアゲージ付き携帯空気入れGP-871E
全長 | 27cm |
重量 | 144g |
素材 | アルミニウム合金 |
対応バルブ | 仏・米・英 |
最大空気圧 | 120psi/8bar |
GIYO(ジーヨ)エアゲージ付き携帯空気入れGP-61S
全長 | 20.5cm |
重量 | 122g |
素材 | アルミニウム合金 |
対応バルブ | 仏・英 |
最大空気圧 | 120psi/8bar |
トピーク ニンジャ P 携帯ポンプ
全長 | 17.8cm |
重量 | 90g |
素材 | アルミ合金 |
対応バルブ | 仏 |
最大空気圧 | 160psi |
シートポストに格納するのか。確かに合理的だな。
パンクした時にサドル外して取り出さなかんぞ。大変じゃないか?
CO2ボンベ併用するか、そもそもパンクし難いタイヤ履いてる人ならいんじゃないか?
確かに。あくまで非常用だしな。
CO2ボンベ式
CO2ボンベ式は「使い方」「選び方」と併せて別ページでまとめています。
コメント