ロードバイクで時速30km以上を維持するための装備!

自転車高速走行

ロードバイクは空気抵抗との闘いです。ロードバイクで速度を上げていくと、時速25kmから30kmあたりから空気抵抗が急激に増えてきます。そのため、時速30km以上を維持して走るのは上級者のなせる業となります。

今回は過去記事を踏まえた上で、金に物を言わせて装備を整えることでロードバイクで時速30kmを維持することを楽勝にできないか?調査してみました。

大人の財力で高速走行!?だって、自転車のプロ選手だって装備が良いんから早いっていう面はありますよね?装備を整えて30kmの壁を突破しましょう!?

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過去記事

ロードバイク初心者が出せる平均速度はどれくらいか?

ロードバイクでどうしたら時速30kmを維持できるか?

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自転車専用ウェア

毎回書いてますが、自転車専用のウェアを着るのは最低条件です。空気抵抗を減らすことが重要です。「レーサーパン」「ビブショーツ」「サイクルジャージ」「ウィンドブレーカー」など買い揃えましょう。プロは空気抵抗を減らすためにすね毛まで剃ります。素人の私達がそこまでする必要はありませんが、意識の違いを知って空気抵抗を減らす努力をすれば時速30km巡行も夢じゃない!?すね毛に関しては「レッグカバー」で代用するなども良いかも知れません。

とにかく空気抵抗を減らせる服装をすることが高速巡行の第一歩です。空気抵抗削減はロングライドでも大きく影響してきます。

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ホイール交換

高速巡行する際に、ホイールが空気抵抗を大きく受けます。回転中に空気の流れを乱すからです。ホイール交換はロードバイクの装備の中でも特に、効果が大きいと言われています。乗り心地まで変わります。ただし、良いホイールは高額です!一般的には5万円以上の物から購入される方が多いです。エントリーモデルのロードバイク買えるじゃん!っていうくらい高額なのがホイールです。ホイール沼にハマらないようにしましょう!

分類概算価格
エントリーモデル~50,000
ミドルモデル50,000~100,000
ハイエンドモデル100,000~
ロードバイク「鉄下駄ホール」とは?ホイール性能って何が違う?
「鉄下駄ホール」とは「重たい」鉄製ロードバイクホイールを揶揄した言葉です。前後輪で重量2kg以上が判断基準です。鉄下駄の様に重たいといった意味合いです。そのメリット・デメリットや交換するとどうなるのか?等をブログにまとめています。

タイヤ交換

タイヤはロードバイクが路面に直接接する箇所です。タイヤを良くすると転がり抵抗が減って高速巡行し易くなります。衝撃吸収が良くなり、乗り心地も良くなります。また、グリップ性能が良くなり、ブレーキ性能にも影響します。ロードバイクにおいて重要な機能を果たす装備がタイヤなのです。

しかし、販売価格10万円~15万円代のロードバイクだとコストを削減して、フレームにコストをかけるため安いタイヤを装着している場合があります。おまけみたいなタイヤです。そのためタイヤ交換することで一気に性能向上する場合があります。タイヤは費用対効果が高いので交換がお勧めな装備です。

例えば、自分が購入したカラミータアルジェントに最初ついていたタイヤは「KENDA(ケンダ)」という台湾製の安いタイヤが付いていました。街乗りには十分タイヤとして機能を果たしますが、ロードバイク用としてだと交換した方が性能向上が望めます。ただ、自分は勿体ないから、ちゃんと交換時期まで使ってから交換することにします。貧乏性なので仕方ありません!

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交換するときに数千円の差で性能が変わってきます。交換時はケチらず良いタイヤに!

タイヤは種類が色々あるので使用目的によって選んでもらうのが良いのですが一般的なツーリングに使うタイヤであればロングライド用のタイヤをおすすめします。なぜならロングライド用のタイヤは「耐パンク性」「耐久性」「乗り心地」「軽さ」のバランスが良いからです。

ロングライド用のタイヤおすすめ(ロードバイク用)
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コンチネンタルグランプリ Grand Prix 5000 レビュー
ロードバイクのタイヤを選ぶ際に、コンチネンタルグランプリ(Grand prix)5000の評価が高く、取り敢えず迷ったらコンチネンタルのタイヤを買っておけば間違いないとさえ言われています。では一体何が良いのか?コスパは?GP4000S2から何が進化した?寿命は?耐パンク性能は?など購入前に調べて、実際に購入して使ってみた感想レビューをブログにまとめておきます。

チューブ交換

普通、ロードバイクのタイヤチューブは素材として合成ゴムである「ブチルゴム」を使った「ブチルチューブ」が一般的です。これを天然ゴムである「ラテックスゴム」を素材とした「ラテックスチューブ」に交換すると性能が向上します。

ラテックスチューブ交換は「乗り心地が柔らかくなる」「転がり抵抗が少なくなる」などの効果があります。ただし、ゴムの分子構造の違いにより空気が抜け易いです。一週間も放置してればタイヤの空気が無くなってしまいます。そのためロードバイクに乗る前の空気入れは必須となります。

 ブチルチューブラッテックスチューブ
認知度一般的に販売されている。あまり販売している店舗が無い。ネット購入となる。
空気抜け抜けにくい抜けやすい
※乗る前に空気入れ必須
転がり抵抗普通少ない
※体感できるほど違う

価格はブチルチューブと比べても大差無いです。むしろ品によってはラテックスチューブの方が安いくらいです。興味ある方は次のチューブ交換時に試してみて下さい!

ラッテクスチューブのお勧めは「ミシュラン(MICHELIN)」か「ビットリア(Vittoria)」がお勧めです。並行輸入品などでメチャ安く売られていたりする場合もあります。

ちなみに、ブチルチューブを購入する場合でも「パナレーサーのR’AIR」など高強度ブチルゴムを使ったバランスの良いチューブも有ります。空気抜けしにくいブチルチューブの方が良い場合はお勧めです。

ビンディングシューズとペダル

フラットペダルの方は「ビンディングシューズ」と「ビンディングペダル」に交換するという手があります。ただし、それほど早くなる訳では無い様です。一般的には引き足が使えてペダル効率30%UPと言われていますが素人の我々がそこまで使いこなせるかどうか私は疑問を感じます。

ビンディングはプロ自転車選手がペダルを高速回転させるのに「ペダル」と「足」が固定されていないと一瞬のズレで足がペダルからすっぽ抜けてしまって危ないから使う物ではないかと思います。

ただ、引き足が使えるようになるので登り坂で重宝します。また、ビンディングシューズは流線型をしていて空気抵抗が少なそうなので、その点普通の靴紐より有利です。また、ビンディングシューズは靴の底が硬いので「力」が逃げません。ちゃんと練習して高速回転ペダリングなどされる方にはお勧めです。

ちなみに、ビンディングシューズまではちょっとなぁ、という方には「トゥクリップ」を使うという手段もあります。普段使っているスニーカーでお手軽に自転車に乗れて引き足も使えて便利です。あと、見た目がクロモリロードバイクのクラシックにあっているので自分は好んで使っています。

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ちなみに、一般的には「トゥクリップ」を使っていたが、最終的に「ビンディングシューズ」に移行されたという方が多いです。

トゥクリップペダルからビンディングデビューで軽量化!走りは?
2014年頃からずっとトゥクリップペダルを使っていましたが、ついにビンディングデビューしました。どれくらい軽量化したのか?と走りがどう変わったのかブログ記事に残しておきたいと思います。まぁ、一言でいいますと「ビンディングペダルはチート」と言...

他にも色々ありますが効果の高い装備だけ紹介させて頂きました。

次回は、いよいよトレーニングで時速30km維持に挑む方法についてです!「ロードバイクで平均時速30kmの上級者になるための体幹トレーニング」に続きます!

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