Q:ロードバイクを購入した人は10年後どうなっていますか?A:約85%の人がロードバイクに乗らなくなってしまいます。ロードバイクを購入した人のその後についての考察を備忘録としてブログにしておきたいと思います。
ロードバイク購入後10年経過後の生存率は約15%
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継続してロードバイクに乗る人は非常に少ないです。10年後でも継続してロードバイクに乗っている人は15%程度です。(自分調べ)では何故、購入時に意気込んで購入した高額ロードバイクに乗らなくなってしまうのでしょうか?
下記のような理由があげられます。
- 始めた時の熱が無くなる
- 仕事が忙しくなる
- 転勤・結婚・子女出生などライフスタイルの変化
- 体力が無くなる
- 病気・怪我
- 事故・転倒で乗らなくなる
- 仲間がロードバイクを辞めてしまう
「ライフスタイルの変化」という理由が最も多い理由です。結婚して子供が生まれて子育てしなきゃいけないのに旦那が毎週ロードバイクに乗って出掛けていたら妻がブチ切れる訳であります。
そして、事故・怪我・病気など体の事由も結構あります。
しかし最も大きな理由は「飽きる」「新鮮味が無くなる」では無いかと推測します。それは何故でしょうか?
自宅から半径50km以内の探検が終了する
ロードバイクを購入した時には近くの自販機やコンビニに行くのさえ楽しかったのですが、走り続けていると自宅から半径50km程度は大体が走った道になり、新鮮さが無くなってしまいます。すると楽しさが減ってしまう訳であります。新しい発見が少なくなってしまうのです。
自宅から半径50km往復100kmを平均時速20kmで走ると5時間必要です。休日のポタリングに最適な距離でのライドが新鮮味を失ってしまう訳です。
また、乗り始めの頃は体力が付いてきたり、100km走る事に挑戦したり、目標を立てて達成感を味わう事ができるのですが、そんな達成感も全てクリアしてしまうと目標を失ってしまう訳です。
これ以上レベル上げして強くなったからって、いったい何になるって言うんですか?
あの知らない道を走るワクワク感をもう一度!
冒険がしたいです。
という状態になります。
探検終了後どうするか?長続きするコツとは?
自宅から半径50kmに飽きたらどうすれば良いのか?
下記のような行動が挙げられます。
- 飲食店巡りをする
- 史跡旧跡巡りをする
- イベント巡りをする
- ロードバイクで写真撮影に出かける
- ロードバイクの改造をする
- 自動車輪行する
- 電車輪行する
- ブルべやレースに参加する
- 自転車通勤する
- 自転車で買い物に行く
- 旅行+レンタルサイクルする
- ロードバイクとキャンプ
飲食店・史跡旧跡・イベントを巡る楽しみ
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「飲食店巡り」「史跡旧跡巡り」「イベント巡り」など探して「おっ、面白そうだな」と感じた時にロードバイクで出掛けるようにすると新鮮味があります。子供がある程度大きければ子供と一緒に出掛ける事もできます。
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しかし、残念ながらロードバイクを乗る事に対する新鮮味ではありません。走った先の目的地に対する新鮮味が生じるだけなのです。
ロードバイクで写真撮影を目的にする
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ロードバイクで走っていると思わぬ絶景に出会う場面があります。そんな場面を切り取って持って帰りたい!そう願うローディーも多くカメラとロードバイクは相性の良い趣味です。
長くゆるく続けるのには非常にお勧めです。ただし、高額なカメラ機材を購入して転倒などした場合にはカメラが壊れてしまう危険が付きまといます。お財布と相談が必要となります。
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ロードバイク改造の楽しみ
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ロードバイクの改造は、乗る以外の楽しさがあります。パーツ交換してどんな影響が出るのか試していくのは非常に楽しいのです。しかし、この楽しみは沼です。滅茶苦茶お金が掛かります。底なし沼なのでご注意下さい。
そしてロードバイクの乗る楽しみを得るという点での解決策にもなっていません。ただ年齢、病気、怪我などで弱った自分のスペックを補うには良い解決策とはなります。
自動車・電車で輪行する
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自宅から半径50kmを探索完了したら、次は出発地点を移せばまた新しい冒険に出掛けられる訳です。輪行の技術を獲得するとロードバイクは長く続けられるようになります。
ここで大きな分岐点となる訳なのですが「輪行して旅を楽しむ派」と「ストイックに走りを楽しむ派」に分かれます。「輪行して旅を楽しむ派」は長続きする代わりに、速いローディーにはなりません。楽しい趣味を長く続けられるので一般的にはこちらの派閥が多く残ります。
それでも成熟した生粋のローディーなので初心者ごときでは歯が立ちません。
輪行できるようになると長くゆるくロードバイクを楽しめる!
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ブルベやレースに参加する
ひたすら速く走る事に挑むストイックな派閥に属する人が極稀にいます。年齢と伴に体力も落ちていくのに、何故そこまでもストイックに自分を鍛えるのでしょうか?達成感なのでしょうか?プロでも無いのに何が得られるというのでしょうか?
私には到達できない高みに居る人たちの多くは「ブルべ」「レース」などに挑戦してギリギリの戦いに明け暮れているようです。
そして滅茶苦茶速い人ばかりです。
ブルベ・レースに参加しているローディーは速い!人間の領域を超えている!
自転車通勤する
実用的にロードバイクを使っている人は長続きします。生活の一部となって習慣化されているからです。
実用的にロードバイクを使うと日常生活の一部として長く続く!
自転車で買い物に行く
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ロードバイクで買い物に行くというのも同じ理由で長続きします。
ここで問題となるのは「高額ロードバイク」に乗っている人は駐輪して買い物している間が気が気じゃないという事です。そこそこの値段のロードバイクで無いと買い物もオチオチしてられません。
この問題は飲食店巡りをする場合も同様です。
つまり、あまり高額なロードバイクを買うとロードバイクが盗まれないか?気になってロードバイクを実用的に使えなくなるという事です。程々のお値段のロードバイクに乗るのが良いかと思います。
高額なロードバイクを買うと実用的に使えなくなる
旅行+レンタルサイクル
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最近は観光地各所や都市部で電動自転車のレンタルサイクルが導入されています。ロードバイクを準備したりサイクルウェアに着替えたりしなくても、ブラっと観光地に旅に出掛けてレンタルサイクルで探検するのも楽しかったりします。
ロードバイクでは無くなってしまっていますけど、これなら普段高額ロードバイクに乗っている人でも楽しめます。
ロードバイクとキャンプ
ロードバイクにキャンプ道具を積み込んでキャンプに行く!みたいなYOUTUBE動画を見たのですが、キャンプ場で寝ても疲れがキッチリ取れません。持ち運べる荷物も少なくなります。
個人的にはあまりお勧めしませんが楽しんでいる人もいるようです。
健康とロードバイク
健康のためにロードバイクをするのであれば、あまり激しい運動は控えた方が良いと思います。最近は1日10,000歩もあるくと体に負荷が掛かり過ぎるので8,000歩程度が良いという話も聞きます。
マラソンランナーなどのアスリートで長生きする人が少ないのは「活性酸素」や「心臓への負荷」などの影響があるのかも知れません。
という訳で、長く健康的にロードバイクを続けるのであれば、程ほどに、気長に、ゆるーく続けるのが良いのではないかと思う訳であります。
まとめ
ロードバイクは実用的な乗り物と、趣味としての楽しみとの二面性があります。人それぞれ楽しみ方がいくつもあるのが現実です。色々と自分で試してみて楽しみ方を探してみるのも良いかも知れません。
まぁ、何にせよ家族円満になるように家庭に配慮して、楽しく自転車ライフを送りたいと思う今日この頃です。
10年以上、週末にロードバイクに乗っている人が正常なのかどうかという疑問は残りますが・・・
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