ロードバイクで時速30km維持するためには自転車のメンテナンスも重要になってきます。例えば油で汚れてほったらかしにしておいたチェーンなど使っているとパワーロスが甚大です。うんこみたいに硬くなってしまったチェーンなど最悪です。時速30km走行をするためのメンテナンス方法をまとめておきます。
チェーン・プーリーなど駆動系「清掃」「メンテナンス」の必要性
200km程度走っただけのチェーンで見た目汚れが分からないくらいだったとしても3%~4%程度の駆動ロスが生じます。普段手入れせずにウンコみたいに硬くなったチェーンで走ったとしたらその駆動ロスは計り知れません。ちゃんと清掃してオイルを塗って高速走行時の駆動ロスを減らすことで時速30km維持も楽になってきます。
- チェーン汚れは目立っていなくても駆動ロスが生じている
- プーリーも掃除が必要
チェーンクリーナーで清掃
チェーンを清掃するのにチェーンクリーナーが必要です。WAKO’S(ワコーズ)のチェーンクリーナーが評判良いです。ピカピカになります。ブラシ付きと言う点も有難いです。チェーンの中の汚れを取るのにブラシが必要になります。
同じくWAKO’S(ワコーズ)のブレーキ&パーツクリーナーも評判が良いです。
そして、ワコーズは良い商品なのは分かるけれども俺の懐具合も分かって分かってくれよ!とおっしゃる方には、コスパ重視で「ガレージ・ゼロ」の「ブレーキ&パーツクリーナーGZBP04」という商品もあります。実際、自分も購入して使ってみました。ワコーズが良いのですが、まぁ何とか使えると言ったレベルです。ワコーズと比べるとあまり綺麗に汚れは落ちませんでした。値段相応です。
「WAKO’S(ワコーズ)」製品が信頼性高い
チェーン清掃後、乾くのを待って次にチェーンオイルを塗って行きます。
チェーンオイルで摩擦係数を減らす
チェーンの清掃が済んだらチェーンオイルを塗ります。チェーンの防錆など保護のためと、摩擦係数を減らしスムーズな走行をするためにチェーンオイルは必須です。
チェーンオイルを塗ってしばらくおいてチェーンのコマにオイルがしみ込んだのを確認してからウエスで拭き取りましょう。オイルを塗ってスグに拭き取ってしまう方がいますが、チェーンのコマとコマの隙間にオイルがしみ込んでいないとオイルの効果が薄くなります。
- チェーンオイルは、チェーンに染み込んでから拭き取る
- チェーンオイルには防錆効果もある
フィニッシュライン ドライテフロン
チェーンオイルはドライタイプの方がウェットタイプよりも掃除が楽です。王道のオイルと言えばフィニッシュラインのドライタイプチェーンオイルです。万能型のチェーンオイルなので迷ったらこのオイルを買っておけば間違いないです。
ワコーズチェーンルブ A310
という訳で自分も最初は王道の「フィニッシュラインのドライテフロン」を使っていたのですが、色々使っていたらワコーズの「チェーンルブ」(写真一番右)がお気に入りになりました。そして気が付くとワコーズの商品ばかりを使うようになっていました。
チェーンルブはスプレータイプなので非常に使い易いです。チェーンのコマにスグに染み込んで行きます。また、ハーフウェットタイプで汚れにくくてメンテナンスが楽なのが特徴です。全てにおいて使い易くて、とにかく楽したいという方にはお勧めの一品です。ワコーズは使った結果どれもお勧めです。ちょっとお高いですけどね。
ラスペネも有能です。
紙ウエスがあると掃除が楽
チェーンオイルが染み込んだ後に余分なチェーンオイルを拭き取るのにウエスを使います。拭き取っておかないとチェーンがベタベタのままなので汚れてしまいます。
拭き取りに使うウエスは「布のウエス」だと毛羽立って逆にチェーンが汚れたりして不便だったりもします。また、「紙のキッチンペーパー」を使うと、すぐに破れてしまって使いです。
という訳で、色々試した結果、ウエスは日本製紙クレシアのX70が使い捨てできて便利だと分かりました。おすすめです。
自転車チェーン交換
チェーンを使っているとチェーンにゆがみが出てきたり、伸びてきたりします。摩耗係数が増えてきたチェーンでは高速巡行するのに無駄な力が必要となります。チェーンチェッカーなどで計測して定期的な交換をした方がよいでしょう。
自転車チェーンの交換目安は3,000km~5,000km
タイヤの空気圧
タイヤの空気が抜けていると路面抵抗が増えます。毎回ロードバイクに乗る前に適正な空気圧まで空気を入れておいた方がよいでしょう。適正なタイヤの空気圧パンク予防にもつながります。適正な空気圧はたいていタイヤの側面に記載されているので確認していれましょう。
- タイヤの空気圧が低いと路面抵抗が増える
- パンクリスクも増える
- 毎回乗る前には空気を入れる
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