SPD-SLシューズは歩き難い。クリート部分が出っ張っていてペンギン歩きみたいにならざる得ないためです。その解決のために「SPD-SLシューズを改造する方法」をブログにまとめておきます。
SPD-SLシューズを歩きやすくする改造方法
まずは結論を先に書いておきます。
下記2点を行う事でSPD-SLシューズの段差を無くして歩きやすくします。
- 「クリートカバー」を取り付ける。
- SPD-SLシューズを「ハイヒール化」する。
SPD-SLシューズはクリート部分が出っ張っている
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SPD-SLシューズはクリート部分が出っ張っています。そのため歩き難く、輪行旅行時には別途歩くための靴を用意する方もみえます。
別途靴を持ち歩きたく無ければ、「SPDシューズ」と「SPDペダル」に買い替えるというのも方法の1つです。下記画像(XC3)のような「SPDシューズ」であれば「クリート部分」がソール内に埋もれていて歩きやすいです。
![](https://kuromoriroadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/image-2-2-1024x377.jpg)
しかし「SPD-SLシューズ」の方がペダル固定力が強くペダリングの力の伝達ロスが少ないため、ロングライドでは楽できます。そこで今回はSPD-SLシューズを改造して歩きやすくできないか?という結論に辿り着いた次第であります。
クリートカバーを取り付ける
![](https://kuromoriroadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC03932-1024x575.jpg)
まずは「クリートカバー」を取り付けます。これは一般的です。
クリート部分の擦り減りを少なくしてくれます。また多少滑り難くなります。(硬質な素材なので濡れた床などでは滑る可能性があるため注意が必要です。)
クリート部分が「点」で地面と接触するのでは無く「面」で接触する事になるので歩きやすくなります。また、コンビニなどの硬い床を歩く際にカチャカチャ音が鳴らなくなります。
- クリート摩耗を低減してクリート寿命を延ばしてくれる
- 硬い床を歩く際の音が鳴らなくなる
- グリップ力を上げて滑り難くなる
クリートカバーは探せば安い物もありますが、シマノ純正カバーをお勧めします。シッカリとクリートにハマります。持ち歩く際には小さ目のジップロックなどに入れると清潔です。
![](https://kuromoriroadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/2022-01-03-23.11.33-1-1024x575.jpg)
SPD-SLシューズにヒールを付けてハイヒール化する
普通は「クリートカバー」を付けて終了です。
しかし、SPD-SLシューズを「ハイヒール化」したらクリートとの段差が無くなって、もっと歩き易くなるのでは?と疑問が生じました。探してみたら自作されている方のブログがありました。しかし、なんと商品化されていました。
マジか?見た目おかしくね?
と思ったのですが、下記商品サイトに実際にシューズに取り付けた画像があって、見たら、見た目もおかしく無くて、さらに口コミも良かったので驚きました。黒色と赤色とがあります。ただ残念なのは「SIDI」のシューズ専用との事です。
ホームセンターなどで自分のSPD-SLシューズにあうネジを見つければ取付られるかも知れません。
よし!買ってみるか!と思ったのですが私が使っているSPD-SLシューズ「シマノRC3」のかかと部分を見てみるとネジで取り付けるタイプでは無かったので諦めました。残念。
![](https://kuromoriroadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC03927-1024x575.jpg)
![](https://kuromoriroadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC03929-1024x575.jpg)
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