シマノの廃盤アルミ製SPD-SLペダルの比較と口コミをまとめておきます。カーボン全盛期の今、廃盤となった「アルミ製ペダル」を何故あえて使うのか!?ロストアイテムを調査してみたいと思います。ちなみに私は調査の結果アルテグラグレードの「PD-6620」を購入して実装しました。
SHIMANO廃盤アルミ鋳造シルバーペダルの比較
グレード | 型番 | 重量 | 備考 |
DURA-ACE デュラエース | PD-7810 | 278g | 2007年発売 |
ULTEGRA アルテグラ | PD-6620 | 317g | |
105 | PD-5700 | 322g | シルバーとブラックがある。型番最後に「C」が付く PD-5700Cはカーボンモデルなので注意。 |
105 | PD-5610 | 322g |
シマノアルミ鋳造ペダルは見た目がシルバーで美しいです。クロモリロードバイクに映えます。しかし、欲しいと思っても2021年現在、既に廃盤です。
例えば、未使用のデュラエース「PD-7810」が40,000近くでヤフオク出品されていました。アルミ鋳造ペダルの最高傑作との声もあって、今でも敢て使っている人もみえるようです。「カーボン製ペダルだと柔らかくて力が逃げる感じがするのに対して、PD-7810はアルミなので剛性が高い!」という声もあります。
アルミ製ペダルの最高傑作はSHIMANO「PD-7810」です。廃盤となったロストアイテムです。これは男のロマンを感じます。
しかしながら、自分はワングレード低いPD-6620を購入しました。たまたま状態のかなり良いアルテグラモデルの「PD-6620」を見つけてしまったためです。一期一会。しかしPD-7810には憧れます。
アルミ製ペダルの良い所
私は疑い深い。だからカーボンペダルしか作らなくなったのには、メーカーの事情があるのでは無いかと勘ぐってしまう訳です。
例えば、カーボンにした方が軽量化されるので一般ウケして売れる。アルミは原価が高いから利幅が取れないではないか?カーボン製だけど樹脂も混ぜれば安価に作れるでは?剛性も対して変わらないと言ってるけど本当に?などと考えてしまいます。
と言う訳で、ネットでアルミペダルを敢て使っている人を探して、敢て使っている理由をまとめてみました。
実際に使われている人のブログ紹介
プロサイクリストの吉田隼人様のブログ。歴代のデュラエースを比較しているのが秀逸です。レースの規定重量6.8kgをクリアするために敢てアルミ製ペダルを使っているとのことです。
東京と大阪のキャノンボール研究をしているという本物のサイクリスト「ばる」様のブログ。デュラエースグレードのPD-7810を実際に使ってみた感想が秀逸です。
新潟のサイクルショップ代々木輪店のサイト。デュラエースグレードのPD-7810スペックが分かり易く画像付きでまとめられています。
Kiroの自転車日記。デュラエースグレードのPD-7810を分解してグリスアップしている詳細がまとめられていて勉強になります。
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