今は「カーボン」全盛期。「軽量」が物を言う「ヒルクライム」では「カーボンロード」が圧倒的に有利です。でも昔はプロレースでさえ「クロモリロード」で皆ヒルクライムしていたのです。登れない訳がありません。今回はクロモリロードでヒルクライムするコツを備忘録としてまとめておきます。
クロモリは重いから余分な物は持ってくな
乗鞍エコーラインをヒルクライムした時に色々と持って行ったのですが、結局使わなかった物が多々ありました。そもそも大容量サドルバッグだけで444gあって重たかったです。という訳でタダでさえ重たいクロモリロードでヒルクライムするなら余分な物は置いて行った方が良いという反省です。
ちなみにダウンヒル時に寒いのでウィンドブレーカーはあると重宝します。
クロモリは重いから楽しいという逆転の発想
余分な物は置いて置けと言っておきながら何なんですけれども、重たいから苦労して楽しいというドMな発送もあります。「乗鞍エコーライン」を走っていたら「電動自転車」で登っている人もいました。景色を楽しむならそれもアリかと思います。
しかし、達成感だとか満足度を考慮するとやっぱりロードバイクで登った方が楽しいと思う次第です。
ヒルクライムはペースを守って
ヒルクライムで頑張って上り過ぎると心拍数が上がります。心拍数150超えると体に負担が掛かってしまい回復に時間が掛かります。その日の内に回復できない深刻な負荷が掛かる場合もあります。そのためペース配分に注意して、心拍数が上がり過ぎないようにゆっくりと速く登るのがコツとなります。
会話できるくらいの疲労度で登ればOKです。
ダンシングを入れて違う筋肉も使う
ダンシングを適宜入れて体重を乗せてペダリングする方法を適宜使います。座った状態の筋肉と違う筋肉を使うので部分的に休憩ができる訳です。
筋肉に負荷が掛かり過ぎないように「軽いギヤ」を使います。気付くともうギヤが残っていないというのはご愛敬です。よくあります。
息をゆっくりと吐く
「ゆっくりと吐く」呼吸を使います。無理しないためです。無意識でいると浅い呼吸になってしまうのを予防することになります。
クロモリのしなりを感じて走る
せっかくクロモリロードで走るのだから、体重を掛けて踏み込んだ時にクロモリがしなるのを感じて走ると楽しいです。リズムよくしならせると反動を使って推進力になっている気がします。
私は体重が軽いので中学生の時「懸垂」が全校最高回数の男でした。確か32回懸垂しました。でもって正しい「懸垂」は「停止」を入れる必要があるのですが、反動を使って「振り子」のように懸垂すると割と楽に回数をこなせるというズルい技もありました。※計測時は使うのNGです。
クロモリロードでヒルクライムする時も、しなりと反動を使って登れないかな?と試しています。物理法則上「力」を逃がさず上手く使えるかどうか?という試行錯誤です。何処かの機関で計測試験してくれないかな。
クロモリのしなりと反動を使った走り方は案外効率的なヒルクライムではないかと思うのです。
だから弱虫ペダルの「牧島裕介」の走り方は案外正解なんじゃないかと思ったりします。「弱虫ペダル SPARE BIKE」の1巻では「牧島裕介」が主人公で、その走り方のエピソードが載っています。
ただ、牧島さんみたいに極端な走り方は現実的でないかも知れません。また効率的では無いかも知れません。でも、牧島さんの用に自分のスタイルでヒルクライムするのは楽しいのでは無いでしょうか?
引用:弱虫ペダルSPAREBIKE1:Amazonでサンプル読めます。
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