ロードバイクのタイヤを選ぶ際に、コンチネンタルグランプリ(Grand prix)5000の評価が高く、取り敢えず迷ったらコンチネンタルのタイヤを買っておけば間違いないとさえ言われています。では一体何が良いのか?コスパは?GP4000S2から何が進化した?寿命は?耐パンク性能は?など購入前に調べて、実際に購入して使ってみた感想レビューをブログにまとめておきます。

※今回はクリンチャータイヤ(チューブを使う一般的なロードバイクタイヤ)についての記事です。GrandPrix5000はチューブレスタイヤもあります。タイヤの違いについては過去記事をご参照下さい。
- Grand Prix 4000から何が進化した?
- Grand Prix5000の測定値 (Bicycle Tire Rolling Resistance)
- 表面にある2つの穴は何?
- コンチネンタルGrandPrix5000の取付方向は?
- コンチネンタルGrandPrix5000の寿命は?
- コンチネンタルGrandPrix5000の[耐パンク性能][重量]は?
- GrandPrix5000に合うタイヤチューブは?
- GP5000の適正空気圧は?
- 動画解説での評価は?
- コンチネンタルGrandPrix5000の取付は固くないか?
- コンチネンタルGrandPrix5000実走レビュー
- コンチネンタルGrandPrix5000の価格相場は?
Grand Prix 4000から何が進化した?
コンチネンタルGrandPrix5000の前身が「Grand Prix4000S2」です。元々「Grand Prix4000S2」も評価の高いタイヤでしたが、何が進化したのでしょうか?
タイヤのゴムの性能を決める要素の1つに「コンパウンド」があります。「コンパウンド」とはゴムに練り込む素材の事で、その質によってタイヤ性能が変わってきます。GrandPrix5000ではドイツでしか生産されていない進化した「ブラックチリコンパウンド」を使用することで「タイヤの転がり性能」と「グリップ力」が向上しています。

また、レザーでタイヤ側面に細かい溝を刻むことでタイヤサイドのグリップ力を向上させています。コーナーリング時にその効果を発揮します。
- 転がり抵抗12%UP
- 耐パンク性能20%UP
- 25Cサイズで5g軽量化
- 走行時の快適性が向上
- タイヤの脱着が楽になった
- グリップ力が上がった路面に粘りつくような感覚
- 巡航速度が3kmUPした
Grand Prix5000の測定値 (Bicycle Tire Rolling Resistance)
タイヤ性能データについては「Bicycle Tire Rolling Resistance」のサイトにて検証データが確認できます。実際に確認してみた結果が下記になります。

GrandPrix5000は転がり抵抗値が少ないだけでなく、「耐パンク性能」でも高い性能結果を出しています。他のタイヤと比べて耐パンク性能を保ちながらも高い性能を保持している事が分かります。優秀過ぎます。GrandPrix5000の人気が高いことが測定数字で裏付けられています。

「チューブレスタイヤ」や「タイムトライアル用」のトップクラスのタイヤと同レベルの数値だな。

同じくらいの価格帯のタイヤと比較すると凄さが分かるな。
ちなみに旧VerのGrandPrix4000S2の値は下記になります。

上記サイトより和訳して比較したのが下記の表になります。旧VerのGP4000S2と比べて、転がり抵抗値が12%向上と販売サイトには書いてありましたが、実際は転がり抵抗値17%~18%向上している事が分かります。
計算式 [120psi8.3bar:1-(10÷12.2)=18%] [100psi 6.9bar:1-(10.7÷12.9)=17%]
モデル | 横幅 カタログ値/実測値 | 重量 カタログ値/実測値 | 転がり抵抗W 120psi 8.3bar | 転がり抵抗W 100psi 6.9bar | 耐パンク 性能 | タイヤ側面 厚みmm |
Continental GP5000 | 25mm/26mm | 215g/221g | 10.0 | 10.7 | 49 | 2.8mm |
Continental GP4000S2 | 25mm/27mm | 225g/215g | 12.2 | 12.9 | 52 | 2.9mm |
比較用に他の同程度のタイヤデータも載せておきます。
モデル | 横幅 カタログ値/実測値 | 重量 カタログ値/実測値 | 転がり抵抗W 120psi 8.3bar | 転がり抵抗W 100psi 6.9bar | 耐パンク 性能 | タイヤ側面 厚みmm |
Panaracer Race L Evo3 | 25mm/27mm | 200g/199g | 13.9 | 14.6 | 59 | 2.2mm |
Panaracer Race A Evo3 | 25mm/27mm | 240g/247g | 16.4 | 17.1 | 75 | 2.7mm |
Panaracer Race D Evo3 | 25mm/27mm | 250g/249g | 17.4 | 18.6 | 78 | 3.1mm |
Michelin Power Endurance | 25mm/27mm | 230g/235g | 14.5 | 15.6 | 63 | 2.8mm |
Schwalbe One(tubetype) Addix | 25mm/25mm | 235g/243g | 12.8 | 13.8 | 48 | 2.9mm |
Pirelli P Zero velo | 25mm/27mm | 210g/210g | 12.5 | 13.2 | 54 | 2.6mm |
Vittoria Corsa G+2.0(open) | 25mm/27mm | 255/260g | 13.0 | 14.0 | 49 | 2.6mm |

転がり抵抗はやはりGP5000の圧勝だな。全体的に数値バランスが良いし、人気がある訳だな。

Pirelli P Zero veloも中々いいな。重量軽くて転がり性能もまずまずだ。でも転がり性能を考えるとどうしてもGP5000を買ってしまうわな。

ヒルクライム向けならPanaracerのEvo3RaceLか。後継がEvoRace4Cだな。タイヤ重量が軽い。
Panaracer RaceシリーズはEvo4になっていますが、まだデータが無かったのでEvo3のデータを掲載しています。Evo4の販売ページに「Race Evo3」シリーズから転がり抵抗を約10%軽減※、グリップ性能を約20%向上させることに成功と書かれていたので上記に減産修正すればEvo4のおおよその値が出ます。
※実売価格はリンクからご確認下さい。
※Evo3の販売が無かったのでEvo4にリンク貼っています。
※Evo3 Race Lの後継としてEvo4 Race Cのリンクを貼ってあります。
- Tire Type=TT(チューブタイプ) TL(チューブレス) TU(チューブラー)
- Price Range=価格帯 High(高い) High+(さらに高い)
- Width[Specified /Measured mm] =カタログ値幅mm /測定値幅mm
※幅は60psi(4.1bar)の空気圧で17.8mmの内幅リムで測定された幅 - Weight [Specified /Measured Grams]=カタログ値重量 g/ 測定値重量g
- RR=Rolling Resistance(転がり抵抗)
Watts=ワット数(転がすのに必要なワット数:少ない方が高性能)
RR 120psi 8.3bar=空気圧120psi(8.3bar)の時の転がり抵抗 - Tltal Puncture Score =合計耐パンク性能
- Tread Sidewall mm=タイヤ側面の厚みmm
表面にある2つの穴は何?

タイヤに穴が開いていて不良品だ!とネットに書いている人がいましたが、タイヤにある穴は「摩耗具合」を確認する多面の穴です。穴が無くなるくらい擦り減ったら交換時期という訳です。
摩耗具合を確認するインジケーターホール
コンチネンタルGrandPrix5000の取付方向は?
GrandPrix4000S2は取付方向があったのですが、GrandoPrix5000でも取付方向があります。→の方向が進行方向に回転するように取り付けます。

交換前にホイールにペンで方向を書き込んでおけば取付間違いしません。※下記画像ではバルブ下に書き込んでいます。

取付方向:有
コンチネンタルGrandPrix5000の寿命は?

約4859km程度走るとインジケーターホールが消える旨の説明が箱書きにありました。おそらく4,000km~5,000km程度走れることが予想されます。
コンチネンタルGrandPrix5000の[耐パンク性能][重量]は?
サイズ | TPI | 重量(g) |
700×23C | 3/330 | 205g |
700×25C | 3/330 | 220g |
700×28C | 3/330 | 250G |
カタログ値は上図の通りです。実際に届いた700×23Cを計測してみたところ207gでした。カタログ値は結構正確な値でした。

GrandPrix5000に合うタイヤチューブは?
GrandPrix5000は硬目のタイヤなので、乗り心地重視で柔らか目の「パナレーサーR’AIR」か、やっぱりタイヤと同じメーカー「コンチネンタルチューブ」で合わせるかがお勧めです。

俺、R’AIR使っとる。軽いしええぞ。

俺はコンチネンタルのチューブ買ってみた。普通だな。まぁ安いしな。
GP5000の適正空気圧は?

タイヤ側面にも書いてありますが読み取り難いのでパッケージに記載あった適正空気圧を備忘録として残しておきます。
動画解説での評価は?
いしざわ様(左側の人)の解説が超絶分かり易いかったので掲載しておきます。声といい口調と、無駄のない喋りとが秀逸です。ちなみに先に掲載したスペック比較表に上記動画に出てくるタイヤの数値もまとめてあります。まぁ結論GrandPrix5000に死角無しかと。
コンチネンタルGrandPrix5000の取付は固くないか?
タイヤの側面が硬くて取り付けにくいタイヤもあるのですが、GrandPrix5000は特に苦労も無く取付できました。口コミでGP4000より取付易くなったと書いていた人もいたので、改善されているようです。

コンチネンタルGrandPrix5000実走レビュー

俺、既にGP5000の700×25C使っとるぞ。

まじか。巡航速度3km速くなったとか口コミ書かれてたけど、そこまで速くならんだろ?

速くなるな。3kmくらい余裕で改善されるし。

嘘こけ。まじで言っとるか!?


前後輪取付完了した。試走してみる。


本当に転がり良いな。体感できる程とは・・・

巡航速度3km速くなった?

俺の場合、元が遅いだけに速くなるかも知れんな。

タイヤ重量も軽い部類に入るだけあって上り坂が楽になりそうだ。

タイヤ交換はコスパの良いチェーンナップだな。

おう。ホイールは高いからな。
コメント