ルイガノのロードバイク「LGS-CR22」を購入して10年が経ちました。ルイガノの他に「ラレーCRF」や「カラミータアルジェント」も購入して乗っています。そんな私がルイガノの世間一般の評判に物申そうと思います!
ルイガノLGS-CR22を購入した理由
2009年にルイガノLGS-CR22を購入しました。購入理由は自転車通勤するためです。だから優れた機能性も、華美な装飾も必要ありませんでした。実用性重視です。
クロスバイクでも良かったのですが、ドロップハンドルの方がカッコいいなという見た目と、ハンドルポジションを変えることができるという機能性からロードバイクを選びました。
そして、何よりスポーツデポで値段が割引かれていたことが大きな要因でした。型落ちになるとのことで安く売られていました。エントリーモデルのルイガノLGS-CR22が通常73,500円の所、25%OFFで54,900円でした。
続けられるかどうか分からないのに、高額なロードバイクをいきなり買えなかった訳です。普通はそうじゃないでしょうか?
初心者はエントリーモデルを買うのが一般的
ルイガノのロードバイクはバカにされるのか?
ルイガノのロードバイクを乗っているというと一定数小バカにする人がいます。それは「ルイガノ」がどこでも良く売られているのと、価格が大衆向けであることに由来するためです。
ルイガノのロードバイクは「ブランド品」としてロードバイクを見た時に価格が安い物、どこでも売られている物、つまらない物としたイメージに映ります。
日本国内でルイガノの「クロスバイク」がチャラい感じで売られていた点もルイガノのブランドイメージが悪くなった原因の一つです。
ブランドイメージで他人が持っている自転車をバカにするというのは、人の「虚栄心」や「見栄」がなせる業です。しかし、大切なのは「自分自身がどう思うか?」という点につきるかと思います。
人から「ルイガノのロードバイクになんて乗っているの?」と言われてどう思うか?もしあなたが「ルイガノのロードバイクに乗っていて恥ずかしい」と思うのであれば買うのを止めておくことをお勧めします。
私は「そうだよ。ルイガノのロードバイクだよ。」と肯定も否定もしません。幸いにも、私の周りには人のロードバイクをブランド名でバカにする人はいませんでした。そのおかげで、このセリフを言う機会は有りませんでした。
人の自転車をバカにするのは虚栄心のなせる業
ルイガノのロードバイクは機能的にショボいのか?
ルイガノのロードバイクは機能的にショボいのか?ルイガノに限らず何事もそうですが、おおむね値段相応の機能性です。ロードバイクはレースで競ったり、何百キロも走るとなると性能の違いが問題となります。
私の乗っているルイガノは、使っている部品構成(コンポーネント)が安いので品質も当然落ちます。自分のルイガノLGS-CR22はシマノのSORAよりランクの低いコンポーネントを使っています。正直なところ、ギアチェン時にはガクッ!としますし、非常にギアチェン操作が重かったりします。
しかし、自転車仲間と琵琶湖一周走ったり、鈴鹿の3時間レースに参加したりしましたし、10年乗っても壊れず現役です。趣味として楽しむ分には全く問題ありません。
ロードバイクの性能は値段相応
趣味でサイクリングを楽しむならエントリーモデルの性能で十分
クロモリロードバイクに憧れて「ラレーCRF」を購入した際には、これで劇的に速く走れるようになるんじゃないか?と期待しました。しかし、自転車が新しくなっても速く走れるようになりませんでした。ギアチェンは楽になったし、乗り心地も良くなったのですが、結局「速さ」の違いは自分自身のトレーニングが最も効果的だという結論に至りました。
会社の先輩S木さんも、クオーターのカーボン車を買ってGIANTのエントリーモデルと2台持ちなのですが、たまにGIANTに乗っています。「何で?」と聞いたら「気分だ。」と答えていました。まぁ、普段趣味で乗るくらいのロードバイクだとそんな感じです。
また、長年乗っていると愛着が湧いてきます。機能性とかよりも重要です。「あのキツかった峠もこいつと走った。こいつとは苦しい時も、楽しい時も、いつも一緒だった。」と思うようになります。
ボロボロなのも、ギアチェンが重いのも、全部ひっくるめて愛車です。「他人がごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ。何も知らないクセに。」と思います。それでもって、たまに乗りたくなるんです。愛着があるから。
ロードバイクで最も重要なのは「エンジン」である「自分自身」!
高額ロードバイクと使い勝手
たまに高いロードバイクを買って、傷つけるのが嫌で輪行を嫌がったりする方がいます。ロードバイクは乗って走ってなんぼです。大事にし過ぎて使い勝手が悪いのも問題だと思います。まぁ、気持ちは分かりますけど。
高額すぎるロードバイクも使い勝手が悪い
エントリーモデルのその後の使われ方
ロードバイクを始める際には、普通いきなり高い物は買いません。いずれ飽きて乗らなくなるかも分からないからです。だいたい最初のロードバイクはエントリーモデルを買って乗ります。その後、ハマると上位モデルが欲しくなります。物欲です。
では、エントリーモデルのロードバイクは後々どうなるのか?概ね次のようになると思います。エントリーモデルのロードバイクを購入した時に、後々どう使うのか何となくイメージしておくと良いかも知れません。
- 改造に改造を加えて機能性を高めて上位モデルを買わない。
- これからロードバイクを始める人に譲る。
- 輪行用とか予備車として使用する。
- 中古で売って新車の資金にする。
- 通勤・通学・街乗り用に使う。
- ずっと大事に乗り続ける。
最後に、このブログ記事で、結局何が言いたかったかと言いますと、世間一般でルイガノのエントリーモデルを悪く言う人、バカにする人ががいますが、ルイガノのロードバイクはそんなに悪いものじゃないですよ。結局、大事なのはエンジンとなる「乗る人」です。という事です。
コメント
僕もルイガノ大好きです。ガノーのMTBに乗っています。乗りやすいです。グイグイ走ります。ルイガノは、ロゴがおしゃれに、感じます。
コメントありがとうございます。ガノーのMTB乗っているんですね!MTB乗った事ないですけれども気になります。