新舞子ビーチフェスティバル花火大会のお勧め場所を前回記事にしました。今回はその続きで、実際にロードバイクで花火大会に行った話です!お盆も終わって「虫の音」も聞こえ始めましたが、まだ夏は終わってません!平成最後の夏の話をどうぞ!
新舞子花火大会へロードバイクでGO!
台風が去った後の蒸し暑い夜でした。私と弟は新舞子花火大会へロードバイクで出かけました。先週は「常滑の花火大会」に行ったのですが、涼しくてびっくりしたものです。それが、今日は蒸し暑く残暑が酷く汗を流させます。
私「おい、今日は暑いな。先週と全然違う!」
弟「おう、残暑だ。」
私「残暑、ざんしょ!」
弟「おやじギャグだ!」
薄暗くなった知多のジャンキーストレートを時速35kmで走り続けます。ジャンキーストレート終盤で最近自転車に乗っていなかった私は弟に離されます。
※「知多のジャンキーストレート」とは西知多産業道路沿いのおおよそ5kmの道の事です。
私「くそっ!花火大会だからって、ラフなTシャツで来たのが間違いだった。」
サイクルジャージで無い私はスピードが出ないのをTシャツのせいにしてスピードを緩めて走ります。弟のヤツは振り向きもせず私を置き去りにしていきます。
18時55分、あと5分で花火が始まります。まだ黄昏時の「グリーンライン」では街灯と夕日のコントラストが美しく花火が上がる時間を待ち構えていました。
ここも穴場で花火が良く見れるポイントだな。去年は路上駐車が酷かったからコーンが置かれてる。警備員も配置されたか。などと、酸素不足の頭で思いながらペダルを漕いでいました。
ほんの5分程で黄昏時も終わり、暗くなりました。そんな時間を見越していたかのように1発目の花火が上がりました。花火で照らされた景色の遥か前方では、弟のロードバイクのテールライトが点滅していました。
小さなテールライトの光の点滅と、大きな花火の光が花火大会の始まりを告げていました。
弟「遅かったな。」
私「おう。離された。行こうぜ。」
弟「駐車場の側から行って、海釣り公園の自販機で飲み物買ってこう。」
私「おう。そうするか。」
地元の新舞子マリンパークなので勝手知ったる物です。自販機の位置まで把握しています。
そして、勝手知ったるは私達だけでは無かったようです。先客も何人かいました。よくご存じですね!
花火を見ながら予定していた「四季の丘」の前にある「ビーチコート」周辺へ向かいます。下の図の「穴場1」の場所です。空いていて良い場所なのは去年リサーチ済みでした。
上の図のようにロードバイクで走ってきました。新舞子の駅側を走らないように行くと混雑に巻き込まれません。去年は新舞子の駅側から「ファインブリッジ」を渡りました。酷い混雑に巻き込まれました。今年は楽なもんです。
私「ここ静かでええだろ?」
弟「おう。ええな。」
去年一人でリサーチした私の苦労も知らず呑気な物です。まぁいいけど。
そんな私の苦労はいざ知らず、弟は「エマージェンシーブランケット」を取り出して敷いて花火を見はじめました。エマージェンシーブランケットは薄手でかさ張らず、湿気をシャットアウトするのでレジャーシート代わりに持ってこいです。
「海の波音」と「虫の音」と「花火の音」そしてたまに「やんちゃなヤツの叫び声」が聞こえます。会場アナウンスはここまでは聞こえず、静かな場所でした。
私「俺、さっき飲み物買わんかった。」
弟「何で!?さっき自販機寄ったじゃん。」
私「まぁ、水持ってたから良いかと思った。」
弟「俺、ジュース買った。」
私「ちょっと屋台と、周辺リサーチしてくるわ。」
弟「おう。俺、花火見とくわ。」
弟に自転車を見ていてもらい、私はブログのために花火大会事情のリサーチです。歩きながら見る花火も乙な物でした。歩いている場所で花火の見える姿が変わります。面白い物です。
立ち上がって「芝生広場」の方へ向かうと、「新舞子駅」から「ブルーサンビーチ」へ渡る橋「ファインブリッジ」の灯りと花火のコラボが見えました。
新舞子花火大会のメイン会場「ブルーサンビーチ」の砂浜前では月明かりと花火のコラボです。ここが一番綺麗に花火が見れました。
上の図の場所です。ここで見るなら、砂浜なので敷物があると良いでしょう。
新舞子花火大会の見どころでもある海上花火も綺麗に見れる場所です。
でもって、私の目的地である屋台にちっともたどり着けません!
上の地図を参照してもらって、休憩所Aから休憩所Bの場所にかけて屋台が設営されていました。でも、芝生で花火を見ている人がいるので「芝生広場」は渡れません。ぐるっと迂回する必要があります。
あまりに辿り着かないので、結局遠目に屋台を見て行くのを諦めて戻りました。
私「おう。戻った。」
弟「屋台は?」
私「あかん。遠すぎる。辿り着けんかった。」
弟「まだ時間結構あるな?」
私「今まで毎回、花火大会に行く時、遅刻して到着してたからな。」
弟「おう、今回は始まってスグ着いた。珍しい。」
そんなこんなで、寝転がって花火を見ていました。汗だくになったTシャツが残暑の酷さを実感させます。水が旨いぜ!くそぅー!俺の屋台がぁ!と思いながら花火を見ていました。
そして、19時45分頃に最終のどでかい花火が上がって新舞子花火大会は終了を告げました。アナウンスが聞こえない場所だったのですが、一番最後にデカい花火が上がったのでこれが最後の花火だと分かりました。
波の音をかき消すように大きく上がった花火は「平成最後の夏」を実感させるようで、なんだか酷く寂しい気持ちにさせるのでした。
私「よし、帰るか。」
弟「おう。来た道で帰るか?」
私「おう、そうしよう。新舞子駅の方混むからな。」
そう言って立ち上がり、自転車を手で押してブルーサンビーチの裏側駐車場の方に歩いて行きました。
ブルーサンビーチの中は基本自転車走行禁止です。降りて手で押して歩く必要があります。
私「おい!臨時駐車場に行く横断歩道凄い人だぞ!」
弟「ヤバイな。」
私「おう。ヤバイ。」
渋滞を横目に進みます。すると「ブルーサンビーチ交差点」を渡って来る時来た道で帰ろうとしたら警備員が走って来て言いました。
「今、歩行者禁止だからここ渡れないんだよ。新舞子駅の方から帰れるからそちらへ行って貰えますか?」と。
私「おい、えらい遠回りだな。」
弟「おう。さっきの臨時駐車場まで戻ったら、横断歩道渡ってここまで走って来て良いってことかな?」
私「そんなの結局、一緒のことじゃね?渡らしてくれてもいいのにな。」
弟「まぁ、しゃーない。新舞子駅の方に自転車手押しで行くか。」
私「まぁ、そうだな。警備員さんも仕事だからな。」
という事で、新舞子駅の方まで「ファインブリッジ」を渡って行きました。
意外と混んでなくてラッキーでした。車で来る人の方が多いのかも知れません。それか、自分たちがゆっくりしている間に皆帰ったか?
ちなみに、ファインブリッジを渡って新舞子駅の方へ行ったら、バーガー屋さんの「ペニンシュラバー」がある辺りでなんだかドンドコ、ドンドコと低重音が響いていました。
何だか海のお祭りらしいと言えば、お祭りらしいですけど、周辺住民の方は大丈夫なのか少々心配になるくらいの音量でした。
そして、車輛通行禁止区間を抜けたらロードバイクに載って余裕で帰れます。
帰り道はこんなルートになりました。
新舞子の花火大会は滅茶苦茶混雑している訳でもなく。花火も海に写るリフレクションが綺麗で、なかなかお勧めの花火大会でした!
以上
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