人気のリストバンド活動量計!(睡眠計・心拍数計)の選び方 基礎知識編

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いま人気のリストバンド型の活動量計を購入する前に「選び方」についての基礎知識を調べたのでまとめておきます。活動量計の機能には、睡眠の深さを計測できたり、心拍数を計測できたり、ストレスレベルまで分かる機種もあります。購入前に活動量計について「基礎知識」を学んで後悔の無い買い物をしましょう!

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リストバンド型活動量計とは何か?

リストバンド型の活動量計とは、ウェアラブルコンピューター(身に着けて使うコンピュータ端末の総称)の一種です。通常、リストバンドとして腕時計のように身に着けて、Bluetooth(ブルートゥース)接続でスマホにデータを集積させます。(活動量計だけで使用することも可能)

活動量計は「心拍数」「歩数」「睡眠時間」「睡眠の質」「消費カロリー」等の情報集積してアプリでデータ管理可能にします。日常生活の活動を分析可能にするという訳です。日常生活を数値化して記録してくれるので、その数値を「ライフログ」等と呼ぶことがあります。

活動量計は水泳、ランニング、サイクリング、ヨガ、登山、ハイキング等の運動時にも使用して運動中の数値を記録することもできます。その数値から、最適な運動強度を把握して健康管理に使用することができます。これらの数値管理はダイエット等の健康管理にも効果的だと言われています。

活動量計で何ができるのか?

リストバンド型の活動量計は機種によって使える機能が様々でが、代表的な機能を以下に挙げておきます。自分の使いたい機能をしっかりと選んで、使いたい機能のある活動量計を購入したい所です。

注意が必要なのは、安い活動量計だとスマホとのデータ接続が不定期で度々切れる。スマホアプリが使いにくい。うたわれている機能が高価機種に比べてショボい等の不備。不満が口コミで聞かれます。(睡眠判定が不正確、心拍数数値が適当等)安価な機種を取りあえず買ってみて機能を試してみるのも良いですが、ある程度評判の良い機種を購入した方が「安物買いの銭失い」にならなくて済みそうです。

心拍数把握 機能

心拍数を常時計測します。運動強度を把握したい時に欲しい機能です。ランニングやサイクリング等される方にはお勧めです。自分の場合は健康診断結果で不整脈が出て気になっていたので、この機能はどうしても欲しい機能でした。ガーミン等の活動量計等では「ANT+」「BluetoothR Smart 」という規格でデータを飛ばしてサイクルコンピュータに表示できたりもします。サイクリストには欲しい機能です。最適な運動強度を算出してくれたりするのでトレーニング時に使用される方には欲しい機能です。

睡眠管理 機能

睡眠計としての機能です。睡眠の質や睡眠時間等の把握に便利です。「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を感知して「睡眠レベル」まで把握できる機種もあります。浅い眠りの時間帯にアラームやバイブで優しく起こしてくれる機能があります。寝起きが悪い人には欲しい機能です。安い活動量計だと昼寝等を睡眠として検知してくれない場合があるので購入時には注意が必要です。また、睡眠時無呼吸症候群では無いか?不眠症では無いか?など睡眠が気になる方には良い機能です。自分としては花粉症時期の睡眠を知るのに使ってみたい機能です。

座りすぎ防止  機能

デスクワークで長時間座っている際に、座りすぎであることを通知して体を動かすようにしてくれます。オフィスワーカーには欲しい機能です。体の凝りの軽減になりそうです。一定時間ごとに体を動かすことで血流を良くして疲れを軽減してくれます。オフィスワークを快適に効率化してくれる機能です。

スマートフォン通知 機能

スマートフォン(スマホ)に届く「SMS」「LINE」「メール」「カレンダー通知」等の情報をリストバンド型活動量計に表示して通知してくれます。スマホをカバンに入れたままで通知を受けられるのでビジネスマンに便利な機能です。運動中でも急なお知らせを見逃さずに済みます。スマートフォンの音楽再生・停止等ができる機種もあります。

GPS記録 機能

移動ルートを記録して地図上に表示します。ランニングやサイクリングの走行距離や走行ルートが分かるので便利です。ペースの把握などが可能になります。使用すると電池の消耗が激しくなるのが玉に瑕な機能です。スマホのGPSを使ってアプリでルートを記録させたり、サイクルコンピュータのGPSを使うなどすれば活動量計にGPSは不要です。

歩数計(万歩計) 機能

歩数計として何歩歩いたか記録してくれます。 リストバンドとして腕に付けておけば勝手に計測してくれているので便利です。

紛失したスマホを探す機能

紛失したスマホから警告音を出すようにBluetooth(ブルートゥース)経由で指示して紛失したスマホを探すことを可能にします。

スマホカメラの遠隔操作 機能

Bluetooth(ブルートゥース)でスマホ等に接続してカメラのシャッターとして使えます。あると便利ですが、シャッターだけの機能の物が売っていたりします。別途購入しても良い機能ですが、持ち歩くものが減るのは助かります。

防水機能

水泳等で使用される方には欲しい機能です。水泳時間や消費カロリーを記録する機種もあります。

ストレスレベル測定機能

ガーミンのvivosmart(ビボスマート)の新しい機種に備わっている機能です。ストレスレベルが表示されるので日々のストレスチェックに使えます。ストレスレベルが高い時には深呼吸を促すアラートが表示されたりもします。

リストバンド活動量計のメリット

まずリストバンド活動量計(睡眠計・心拍数計)を購入する前に、前提知識として購入するメリットを調べてみました。

日常生活を計測可能に

普段何も考えずに生活していると、気付かずに睡眠不足が続いて疲れが溜まってしまっていたりします。蓄積された疲労は老化の原因です。気づいたら老け込んでしまっているなど怖い限りです。また、デスクワークで座り続ける時間が長かったりすると寿命が縮まる話なども有名です。「気が付かない」というのは怖いことです。あまりに日常生活過ぎて気が付かない不摂生を「リストバンド活動量計」で計測することで気づくことができるというのは、大きなメリットです。レコーディングダイエットなどが有名ですが、人は計測すると自然に改善に向かう性質があります。あと、単純に運動や睡眠量が数値化されるのを見るのは楽しいものです。

運動強度を調整可能に

心拍数計(ハートレイトモニター)機能があるリストバンド型活動量計を使えば、運動強度を調整できます。高心拍数で運動を続けてしまったり、ウォーミングアップ無しで運動を開始してしまったりすると、体へのダメージが生じてしまう危険があります。せっかく、運動して体が健康になるはずなのに、下手な運動をしていると逆に体を壊すことになる訳です。これも、自分の体の状態をしっかり把握していないと無自覚でやってしまう事なのが怖い所です。

ダイエット目的で運動する場合でも、最適な心拍数領域で運動していないと、ほとんど脂肪を燃やす事無く、体内のブドウ糖とタンパク質(筋肉)をエネルギーとして使ってしまい、ダイエットどころか、ホルモンバランスを崩し、免疫系を弱めてしまう危険もあります。

その点、心拍数計(ハートレイトモニター)でしっかりと心拍数を計測して、正しい運動強度で運動すれば自分の体にとって最大の「健康」を得られるという訳です。心拍数による運動強度管理の基本は下記に記載しておきますが、活動量計によっては最適なフィットネスレベルを教えてくれる物もあります。つい忘れてしまう人はそのようなタイプを選ぶと良いかも知れません。

【心拍数による簡単な運動強度管理】

1.「220-年齢」で自分の最大心拍数を算出する。例えば30歳の人であれば、220-30歳=最大心拍数190です。

2.最大心拍数の50%程度の心拍数でウォーミングアップとウォーミングダウンする。

3.最大心拍数の65%~85%程度で運動する。(ネット検索すると所説あるのでアバウトで。)

※息切れする場合は休憩を入れる。

※最適な運動強度で運動できているかどうかを表示してくれる活動量計もあります。

リストバンド型だと邪魔にならない

ロードバイクで運動する際に心拍数を計測にはハートレイトモニター(心拍数計)を使います。胸にバンドをつけて計測するタイプだと心拍数の計測は正確に計測できます。ただ、心拍数計測は多少不正確な数値ではありますが、リストバンド型だと重量も軽くて、脱着の面倒臭さも無くて便利です。胸を締め付けられるストレスもありません。胸に付けるタイプのハートレイトモニターは冬場に「ひゃ!」と冷たい思いをします。一度購入して使ってみると、胸に付けるタイプのハートレートモニターには戻れないという話も良く聞きます。ウェアラブル(常に身に着けていられる)活動量計はその点がメリットです。

移動記録が分かる

GPS連携できる活動量計であれば、ランニングやサイクリングで移動したルートを後で把握できます。旅行で街を散策した後に、どこを歩いたかなどという事も分かります。走行ルートを共有したりするのも面白い物ですし、あれ?あの時いったあの店どこの辺りだったかな?と後で振り返る場合などにも便利かも知れません。ルート記録と自分の運動記録を見合わせれば、「あの坂道きつかったから心拍数上がってたなぁ」等、走行ルートのキツさが数値化されて分かるなど面白い点です。

活動量計の選び方

購入に向けて活動量計を選ぶポイントについてまとめておきます。

目的を明確にして選ぶ

自分の欲しい機能を良く考えて選ぶ。リストバンド型活動量計は機種によって優れた機能が様々あります。結局、自分が何に使うか?どのようなライフログ情報を知りたいのか?どの機能が欲しいのか?これらを明確にして選んだ方が後々後悔せずに済みそうです。

何に使うか(用途)を明確に 水泳用、日常生活用、睡眠管理用、ランニング用、サイクリング用、登山用、ハイキング用
どのような情報を知りたいか? 心拍数、睡眠時間、睡眠の質、歩数、消費カロリー、座りすぎ防止、ストレス計測
どんな機能が欲しいのか? スマホ通知機能、カメラの遠隔操作、スマホの音楽操作、サイクルコンピュータへの連携、GPSでのルート保存機能、アラーム機能、長時間座っていると通知してくれる機能

商品の信頼性を確認して選ぶ

安い活動量計だと、スマホにデータ蓄積して集計する「管理アプリ」の質が悪く使いにくい場合などが多いようです。活動量計とスマホとの接続が途切れたりすることも多い物もありその点は割り切って購入するか、ある程度の値段のする活動量計を購入するか検討が必要です。

他にも睡眠計の計測が適当だったり、心拍数の計測が適当な数値だったりする場合もあるようです。購入前に「管理アプリの評価」と「計測数値の信頼性」を口コミ等で確認しておくことをお勧めします。

管理アプリは使いやすいか? 管理アプリは日本語か?通信が切れる等の口コミは無いか?
数値計測は正確か? 心拍数計の数値は正確に計測されるか?睡眠計は正確か?昼寝は計測されるか?睡眠の質まで計測できるのか?
その他不評な点は無いか? すぐに故障しないか?サポートは充実しているか?備品は充実しているか?電池持ちは?

リストバンドの素材を確認して選ぶ

ずっと付けている物なので「軽い」リストバンドがお勧めです。高価な活動量計だとバンド部分が交換できてオシャレナ物などもあります。素材にもこだわって皮膚に負担が掛からない素材を使っていたりもします。安価な物だと金属アレルギーになったりする場合もあり得ます。例えばfitbitのエラストマーバンドの尾錠は「医療用ステンレススチール」素材を使っていたりします。高額活動量計と安物の違いは素材にも違いが有ります。

リストバンドの素材 アレルギーは大丈夫か?肌荒れの原因にならないか?体に悪くは無いか?
リストバンド交換 リストバンドは交換可能か?オシャレナリストバンドと付け替えれるか?

オシャレかどうかを確認する

リストバンドとして24時間付けている物なのであまりにダサかったり、重かったり、ゴツかったりすると使うのに嫌気がさして来ます。オシャレで気に入った物を購入することをお勧めします。

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