ガーミンの活動量計「vivosmart4」を2019年3月に購入して半年以上使ったので実際に使ってみて分かった感想(レビュー)をブログ記事にしておきます。今後購入検討される方のご参考になれば幸いです。
- vivosmart4レビュー総評
- vivosmart4は軽い
- リストバンド素材はシリコン
- vivosmart4はお風呂の時どうしてるか?
- vivosmart4の説明書
- Body Batteryエネルギーモニタが秀逸!
- 睡眠モニター機能は使わなくなった
- 座りすぎ防止機能が事務職には効く
- 異常心拍アラートには助けられる
- 夜寝ている時の不整脈が分かった
- スマートフォン探索機能
- スマートフォンからのLineなどの通知
- アプリGarmin Connectの使い勝手は良い?
- バッテリー持ちは?
- 目覚まし代わりになる
- Bluetooth® Smart/ANT+®機能について
- ANT+でWahoo Element boltのサイコンと接続方法
- vivosmart4を使うメリット
vivosmart4レビュー総評
vivosmart4を購入して半年以上使ったうえでの総評としまいしては「買ってよかった」と言うのが私の結論です。数あるリストバンド型活動量計の中でもvivosmart4を選んで良かった理由と購入前に疑問だった内容を以降にまとめていきます。
使用目的別のおすすめ活動量計については過去記事ご参照頂ければ幸いです。
vivosmart4は軽い
vivosmart4の重量は「レギュラーサイズ16.4g」「ラージサイズ17.5g」です。
私は普段腕時計を付けていませんでした。腕時計の「重量」と「身に着けている感じ」が嫌だからです。「腕時計着けな派」の私ですがvivosmart4だと付けていても不快な感じがしません。付けていたのを忘れる程の軽やかさです。この点だけでもvivosmart4を選んで良かったです。
vivosmart4のスペックについてはガーミンの公式サイトが見やすいです。
リストバンド素材はシリコン
リストバンドの素材に「シリコン」を使用していて付け心地は良いです。ただ夏場に汗をかくとべたつきます。夏場に汗をかいたら、アルコール消毒ウェットペーパーで拭いて、乾かすなどして使っていました。
vivosmart4はシリコンを使っていますが、リストバンド素材が「金属素材」等だとアレルギー反応がでる人もいるのでリストバンドの素材は重要です。
実際2014年頃、Fitbitの「Force」シリーズでクレームが殺到してリコールになった過去もあります。※現在は当然改善されています。Fitbitやガーミンなど大手メーカーの活動量計であれば安全性が高いと思います。
着用部の肌荒れなど気になる方は、右手と左手と付け替えるなどして使った方が良いとのことです。
vivosmart4はお風呂の時どうしてるか?
入浴時はvivosmart4をはずしています。いくらシリコン素材を使って肌への影響を配慮しているとは言え、24時間着用しっぱなしでは肌や汗腺への影響が考えられます。
ただ、機能的にはvivosmart4を入浴時に付けていても問題ありません。vivosmart4の防水機能は「50m防水」動作温度範囲は「-20℃~50℃」です。
vivosmart4の説明書
上記画像はガーミンのvivosmart4の公式操作マニュアルよりの抜粋です。PDFデータとして説明書を確認することが可能です。公式マニュアルで動作温度範囲の確認できました。
Body Batteryエネルギーモニタが秀逸!
「Body Batteryエネルギーモニタ」機能とは着用者の現在の体力を数値で表示してくれる機能です。最高100で最低0表示です。これはガーミンvivosmart4の独自機能で他の活動量計では見られない機能で、私がvivosmart4で一押しする機能です!
何か体がシンドイなと思って数値を見ると必ず低い数値になっています。意外と正確性があります。風邪ひいた時とかに見ると数値が低くなっています。数値が低くなっていたら、できる限り迅速に寝る事にしています。Body Battery機能は風邪予防に効果的で助かっています。疲れが溜っている事が客観的数値で気づけるのでお勧めです。休まなきゃ!と分かります。
まるでゲームのHP(ヒットポイント)みたいです。
実際、風邪気味でロードバイクに乗っていたらみるみる数値が下がって行き「9」になってしまいました。この時は、本当に死ぬかと思いました。即効で帰ることにして、帰宅後すぐに寝ました。「0」にはまだなった事がありません。
ちなみに、行きつけの美容院の美容師さんが「Fitbit」の活動量計を使っていてお互いに、どの機能を一番使うか話していたのですが、この「Body Battery」機能はかなり羨ましがられました。
睡眠モニター機能は使わなくなった
購入直後は睡眠の「質」を見て睡眠の質を高めようとしていました。また、「睡眠時間」を一週間分見たりして「睡眠時間管理」をしよう!としていましたが、ほとんど睡眠モニターの数値を見なくなりました。
「睡眠の質」に関しては「寝る前にブルーライトを見ない」「暖かめの風呂に浸かる」「ストレッチしてから寝る」などルーティーンになってしまうと、わざわざ数値みる必要もないか。これ以上改善しないだろうし。と計測値を見なくなりました。
「睡眠時間」についても、「就寝時間」を守るようになり「起床時間」をいつも一緒にしたら、わざわざ計測値を見る必要もありません。全く見なくなりました。
つまり、vivosmart4のおかげで「睡眠前のルール徹底」と「就寝時間」と「起床時間」が習慣化されて、結果「睡眠モニター機能」を使わなくなりました。
という事で、使う人にも寄りますが、私は睡眠モニターは使わなくなりました。Fitbitを使っている美容師さんも「睡眠モニター使わなくなりますよねー」と話していました。
ちなみに、睡眠モニター機能についてはリストバンド活動量計よりもWithingsの「睡眠パッド」の方が正確性が高いだろうし、睡眠時無呼吸症候群対策としてはバイブレーションで起こしてくれる計測機器がおすすめです。
座りすぎ防止機能が事務職には効く
vivosmart4には「ムーブアラート」機能があります。長時間動かないでいると、体を動かすようにvivosmart4が振動して液晶画面に「move」と表示してくれます。
この機能については賛否両論あるようです。通知が「うざい」ので表示しないようにしたいと言う方もいるのですが、私的にはこの「ムーブアラート機能」かなり役に立っています。事務職で座り仕事なのですが、ムーブアラートが通知されたら席を立って歩くようにしています。
ムーブアラートに従って体を動かすようにしてから、体の凝り疲れが軽減されました。やはり、座りっぱなしで血行が悪くなっているようです。
「集中力」も体を動かす事で復活するという科学的根拠もあるそうで、仕事の作業効率も上がって一石二鳥です。
次第に歩くだけでは物足りなくなって、ビル5階にある事務所から、1階まで階段を下り、また5階まで階段を上る事にしました。すると、ガーミンのスマホアプリGarmin Connectで、同年代の人と比べて自分の運動量がどの位なのか比較できる機能があるのですが、トップ4%に入るレベルになっていました。
ちょっとした、登山家気分です。ちなみに年齢設定を最も若い「18-24歳」に変更してもトップ4%でした。どうも階段をここまで上り下りする人も珍しいようです。
安い活動量計だと階段の上り下りを正しく認識しない物もあるそうですがvivosmart4は正しく認識・計測してくれています。vivosmart4のマニュアルを確認すると3mを1フロアとして算出しているとのことでした。
※ムーブアラートは「Garmin Connect」→「デバイス」→「ライフログ」からオフにすることも可能です。
異常心拍アラートには助けられる
私の健康診断結果では「異常心拍」との結果が出ていました。とは言え、病院で検査する程の緊急性も無いので「経過観察」とされているのですが、何かあったら怖いとは思っていました。
そこでvivosmart4を購入して心拍数を計測しようと思ったのですが、vivosmart4には「異常心拍アラート」の機能があります。心拍数がアラート閾値を超えた場合に通知してくれます。具体的には「アラート閾値未満の心拍数が10分以上続いた状態のあと、閾値を突然超えた場合にアラートが発生する」と説明書に書いてありました。
実際に半年使っていて、2回だけですが「異常心拍アラート」が表示されました。「異常心拍アラート」が通知されたら即安静にして深呼吸するようにしています。命に関わるかもしれない通知なので非常にありがたい機能です。
ちなみに、「異常心拍アラート」の他にも「ストレスレベル」が高い時に深呼吸を促すアラートも表示されます。
夜寝ている時の不整脈が分かった
vivosmart4を使って計測値を見ていたら、夜中に寝てから30分くらいしてから急に心拍数が上がっているという症状が分かりました。日々計測している事で体調の異常にも気づくことができます。
他にも体に炎症が起きていたりすると、心拍数値が多くなる傾向がありました。調べてみたら体を治そうとして心拍数が早くなるのが原因とのことです。体調不良の異変に早く気付ければ早めに休養したり病院に行く対応が可能になります。
スマートフォン探索機能
たまにスマホどこだったかな?とvivosmart4のスマートフォン探索機能で探すことがあります。使う事は稀ですが、役に立っています。
スマートフォンからのLineなどの通知
Line(ライン)やメールが届いた時にvivosmart4に表示されるのでスマホを開く手間が省けます。有っても無くてもどっちでも良いかな?といった感想です。
振動で通知を知らせてくれるので仕事中でも、誰にも知られずにLineの内容を確認できます。またスマホへの電話着信に気付くこともできます。電話番号が表示されるので誰からも電話かもある程度は分かります。
通知については、集中が途切れるので邪魔と言えば邪魔です。必要無ければオフにしておけば良いでしょう。
通知不要であればGarmin Connectの「設定」→「通知機能」→「スマート通知」にて通知するかしないか切り替え可能です。
アプリGarmin Connectの使い勝手は良い?
vivosmart4をガーミンのスマホアプリ「Garmin Connect」は見やすくて扱いやすいです。さすが大手メーカーが開発したアプリです。
格安の活動量計はアプリ開発にお金が掛かっていないので使い難い場合が多いです。
バッテリー持ちは?
バッテリーは最大7日間持つと販売ページに記載されていますが、使い方によっては短くなります。大体5日程度の持ちが現実的です。ただ週に1回程度、入浴する際に外して充電しておけば問題なく使えます。
バッテリー持ちを長くしたければ、バックライトの輝度を下げるなど設定をすればよいのですが、そこまで気にする必要も無さそうです。
目覚まし代わりになる
アラーム設定で「時間」を登録しておくと毎日決まった時間に「vivosmart4」が振動して時間を通知しれくれます。
目覚まし代わりに起床時間を登録しておくと「音」で通知されないので周りの人に迷惑をかけずに起床することが可能です。ちなみにvivosmart4の「振動」する強さを変更することも可能です。
手首の「振動」くらいで起きれるのか?と疑問もあるかと思いますが、人間起きる時間をあらかじめ決めて、その時間に起きよう!と習慣にしておくと、起床予定時刻が近くなると血圧に関係するホルモン「コルチゾール」が分泌されて自然に目覚める準備ができるようになるそうです。私の場合、vivosmart4の振動アラートで普通に起きれるようになりました。
「アラーム」設定はGarmin Connectの「Garminデバイス」→「サウンド&アラート」→「アラーム」から設定可能です。
私の場合「起床時間5:00」「出社で家を出る時間7:26」「就寝準備開始時間21:00」で登録してあります。
21:00になったらお風呂に入って、部屋の照明を暗くして寝る準備をします。このような、夜更かししない習慣を作るアラート設定もお勧めです。
Bluetooth® Smart/ANT+®機能について
「vivosmart4」には自転車で「サイクルコンピュータ」に心拍数を表示させる規格である「Bluetooth®」「Smart/ANT+®」機能が搭載されています。
ただ、口コミではvivosmart4のような「腕で計測するタイプの心拍数計」は「胸バンドで計測するタイプの心拍数計」ほど正確性が無いとのことです。
ただ、そこまで正確で無くても、おおよその心拍数が分かれば良いのであれば「vivosmart4」で十分だとは思います。
ANT+でWahoo Element boltのサイコンと接続方法
実際に、サイクルコンピュータ「Wahoo Element bolt」を購入したのでvivosmart4の心拍数機能をANT+で接続してみました。胸に付ける心拍数計は取り付けるのが面倒だし、苦しいし、冬は冷たい思いをするので腕時計式のvivosmart4は重宝します。
設定方法は私が購入したwahoo element boltで説明しますが、他のサイクルコンピューターでもおおよそ同じ操作になると思います。
まずサイクルコンピューター側の「wahoo element bolt」でセンサー追加の設定をしてvivosmart4の受け入れ態勢を作ります。
次にvivosmart4側を設定してWahoo Element boltに接続します。
上記の心臓マークを押して
ハートを送るボタンを押すと接続します。
vivosmart4がサイクルコンピューターに接続するとサイクルコンピューターwahoo element bolt 側に「ページに心拍数のデータフィールドを追加しますか?」と表示されました。
「はい」で設定すると心拍数欄がサイクルコンピューター側に追加されました。単位のBPMは「Beats Per Minute(分毎の脈拍数)」を意味します。
vivosmart4を使うメリット
- Body Battery機能で自分の疲れ具合を把握できる
- 「起床時間」「就寝時間」が習慣化される
- 深い眠りにつくための生活習慣ができる
- 座りすぎ防止機能で事務仕事の凝り疲れが軽減される
- スマホをすぐに見つけられるようになる
- ストレスレベルが高い時に深呼吸で落ち着ける
- 異常心拍時に気付いて安静にできる
- たくさん階段を上ったり、歩いたりしたくなる
- サイクルコンピュータに心拍数を表示させられる
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