思い付きのように無計画に知多半島一周通称「知多イチ」に出発しました。そして腹ペコになってきたのでモーニングのために「カフェリンゴットへ」立ち寄った所からです。想像していなかったカフェリンゴットの入口に2人は奇声をあげました。そして「盛田味の館」へ向かいます。新緑の知多イチ!1-1「知多のジャンキーストレート編」の続きです
カフェリンゴットGW臨時休業
カフェリンゴットの入口でCLOSEDの看板を目にして私達は絶望しました。
私「ぐうぇ!カフェリンゴット、ゴールデンウィーク臨時休業だ。」
弟「あかんじゃん。モーニング食べれん。」
私「次のモーニングって何かあるか?常滑のにざまつか?」
弟「にざまつ、少しルートから外れるもんな」
私「じゃあ、もう少し走って盛田味の館か」
弟「盛田味の館ってモーニングあるのか?」
私「分からんな。しかも営業しとるかどうかも怪しくなってきた。」
弟「じゃあ、美浜のノアノアだな。」
私「遠っ!途中で良い店あったら入るからな。」
弟「おう。」
※「にざまつ」は常滑駅周辺が常滑散歩道と言う観光地であるがゆえに営業時間が遅い喫茶店が多い中、珍しく営業時間が早くモーニングもある喫茶店です。
※常滑の「カフェリンゴット」から美浜のオシャレカフェ「ノアノア」まではおおよそ18.5kmの距離があります。
アミノバイタルが朝食!?
そんなこんなのやり取りで2人はカフェリンゴットを後にして走り出します。朝食に納豆くらいしか食べていなかった私は腹ペコです。そして良いことを思い出しました。
私「そういえば、俺アミノバイタル持ってた。1個やろうか?」
弟「水に溶かすタイプじゃん。俺要らんわ。」
私「いいのか?クエン酸とBCAAいっぱいだぞ?」
弟「おう。モーニングまで走れるし。」
ちなみに、後で写真撮っときました。アミノバイタルです。水に溶かして飲むタイプなのでボトルの水に入れたら色が変わりました!
盛田味の館
「盛田味の館」は常滑小鈴谷にある展示施設兼食事処で、清酒「ねのひ」の醸造元「盛田株式会社」の醸造蔵を改装して作られた趣のある施設です。美浜のノアノアに行く前に立ち寄りました。
私「盛田味の館営業しとるな。」
弟「おう良かった、やっとるな。」
私「なんか、カレー売り出しとるぞ。」
弟「醸造とカレーって関係あるのか?」
私「八丁味噌使っとるらしい。」
弟「八丁味噌は岡崎やん。」
私「確かに。盛田関係ないな。ええのかな?」
弟「さぁ・・・」
※追記:八丁味噌については岡崎の「カクキュー」と「まるや八丁味噌」が伝統的なメーカーです。この老舗2社が国の登録制度「GIマーク」から外れるという所から騒動が起きています。
盛田味の館の展示スペース
東京通信工業(現ソニー)創業者の1人「盛田昭夫」のファンになってしまう!?カッコイイんですよね。
ちなみに、別のサイクリストが5人くらいで盛田味の館に来て「盛田昭夫って何の人だろうねぇー?」って話していましたけれども「盛田昭夫」氏は東京通信工業(現ソニー)創業者の1人で、その実家が「盛田株式会社」なのです。
盛田家の歴史について書かれたHPを読んだのですが「盛田昭夫」が15代当主を継がずに「東京通信工業」を起業すると言った際に、時の14代盛田命英は「昭夫がやりたいというのなら、それも良いだろう。しっかりおやりなさい」と言って認めてあげただけでなく名古屋の土地を売って当時の19万円という大金を差し出し、経済的な支援をも行っています!めちゃめちゃカッコいい話です。これが無かったら今のソニーが無かったかも知れません。
自転車で来ているので飲めませんが日本酒の「試飲スペース」もあります。
日本酒の販売もあります。
ここでしか売っていない大吟醸の原酒も売っています。そして、なぜかその隣では「愛知牧場のアイスクリーム」も売っています。
何故に愛知牧場のアイスがここに?まぁ嬉しいけれども。
しかし、到着したのが9時58分で営業したばかり。人も居ません。店員さんも何やら忙しそうにしています。
メニューも結構充実しています。
私「おい、たべものあるけどモーニング無いし次行くか?」
弟「良いのか?」
私「おう、いい。また、帰りに寄ろうぜ。」
弟「おう。そうするか。」
そしてまた海岸沿いを走ります。
しばらく走っていると弟が異変に気付きました。
弟「何だあれ!?変なのが空に浮いとる!?」
私「何かあるのか!?」
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