夏用「ビブタイツ」「ロングタイツ」「ビブショーツ」を比較検討!

自転車ファッション

夏用の「ビブタイツ」「ロングタイツ」「ビブショーツ」とどれを買うか?迷ったので試着・実用してみた感想と、それぞれのメリット・デメリットを比較検証した内容をブログにまとめておきます。

今まで夏用「ハーフパンツタイプのレーパン」+「レッグカバー」を使っていたのですがレッグカバーが「ずり落ちる」問題がありました。長ズボンタイプの「ロングタイツ」を使うと「ずり落ちてくる」不愉快さも無くなります!

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パールイズミ:コールドシェイド「ビブタイツ」

まずパールイズミの夏用「ビブタイツ」を試着してみました。ビブタイツはお腹部分の締め付けが無く快適です。その着心地の良さから人気がある事が分かります。

  • 「ビブタイツ」は「肩」で支えるのでお腹が締め付けられない。
  • お尻のパッドがズレにくくロングライドが快適になる。

問題は、ビブタイツは見た目が「フレディマーキュリー」のようだという点です。ロードバイク少々初心者にビブタイツは敷居が高いと言われるのは、見た目の問題です。ただ、自分は初心者領域を突破しているので、その点は気になりません。冬用ではビブタイツを既に使用しているので勝手が良い事も分かっています。

また、上からサイクルジャージを着れば上半身は隠れるので、ビブタイツをそれ程毛嫌いする必要も無いかとも思います。

フレデリックマーキュリー
  • 「ビブタイツ」は見た目から初心者から避けられるが履いてみると快適
  • 上着を羽織れば、見た目は問題なくなる

あとはトイレに行った際に、上着を脱いで肩紐部分を外さないと用を足せないと言う不便さがあります。その点、パールイズミの冬用ビブタイツではセパレートタイプやチャック式商品を出しているのですが、夏用では採用していません。おそらく夏は着ている上着枚数も少ない事が影響しているかと思います。チャック無しやセパレートできない「ビブタイツ」はトイレでは不便です。

「ビブタイツ」はトイレでは不便

パールイズミ冬用ビブタイツ
パールイズミの冬用ビブタイツ:チャックがトイレ時に便利:色あせる程使っている

実際にビブタイツを買うつもりで店舗に行きました。そして買う気満々で試着してみて分かったのですが、肩紐が上から押さえつけてくる圧が気になりました。肩の血流が悪くなりそうだという印象です。あと、夏は肩紐部分が暑いかな?とは思いました。また肩で上下が引っ張られるので金玉に圧が掛かるような感覚がありました。ただ、その点はロードバイクに乗って前傾姿勢になった時を基準に設計されているので仕方が無いかも知れません。

「ビブタイツ」は前傾姿勢になった状態を基準に設計されている

という訳で「ビブタイツ」では無い、普通の長ズボンタイプの「タイツ」も試着してみようと思った次第です。

夏用「ビブタイツ」メリット・デメリットまとめ

ビブタイツメリット・デメリット
  • お腹部分の締め付けが無い
  • 長時間自転車に乗っていてもお尻のパッドがズレにくい
  • 見た目が変態っぽい
  • トイレで不便を感じる
  • 肩と金玉に圧を感じる(前傾姿勢時は影響少)
  • ロードバイクに乗っている時に肩紐が外れると直すのが大変
  • 白色ジャージなど乳首が透ける上着を着た時に「ビブタイツ」の肩紐部分で乳首が透けるのを防止してくれる。
  • 脚が日焼けしないで済む。
  • 脚のすね毛による風の抵抗軽減。
  • レッグカバーの様にずり落ちる事が無い。

パールイズミ:コールドシェイド「ロングタイツ」

次に、パールイズミの夏用コールドシェイド「ロングタイツ」を試着してみた所、こちらの方が自分は着心地が良かったです。着てみて楽でした。意外です。お腹部分の締め付けは多少ありますが、ウエスト周りが細い人にとっては気になる程でもありません。

ビブタイツ228-3DR
左Raphaのレーパン:右パールイズミ228-3DR:ウエスト部分はゴムで圧迫される

実際、短パンタイプのタイツは「ビブタイツ」で無い物を使っているのですが気になった事がありません。(上画像Raphaのタイツ使用)

ウエスト部分の締め付け具合によっては、下半身への血流への影響があるかも知れません。だからプロはビブタイツを使用するのかと推測します。そのため長距離走る時にはビブタイツの方が良いでしょう。ただ、ゆるポタでちょいっと走る程度であれば影響は無視しても良いくらいです。

長ズボンタイプのタイツメリット・デメリット
  • 肩紐が無いのでトイレが楽
  • 着脱が楽
  • ゴムで腹部が圧迫される
  • 長距離走るのであればビブタイツ有利
  • 脚が日焼けしないで済む。
  • 脚のすね毛による風の抵抗軽減。
  • レッグカバーの様にずり落ちる事が無い。

ビブショーツ(ビブパンツ)+レッグカバー

夏は「短パンタイプのレーパン or ビブショーツ」+「レッグカバー」という選択肢もあるのですが、「長ズボンタイプのタイツ」の方がお勧めです。レーパン着て自転車乗って家から出たら、レッグカバーの脱着なんてほぼしないからです。

ビブショーツ(ビブパンツ)は基本、長ズボンタイプのタイツと同じメリット・デメリットで半ズボン形状となります。スネ部分が素肌なので涼しいです。しかし、自分はビブショーツ(ビブパンツ)とハーフタイプのレーパンは購入候補から外しました。

理由は「日焼け」と「すね毛の空気抵抗」です。

腿以下は素足になるので日焼け止めを塗らないと日焼けします。日焼けは軽い火傷なので体力を消耗します。また、すね毛は剃らないと無いと空気抵抗になります。すね毛を剃る必要もあります。

すね毛の空気抵抗

エアロスーツ:8%削減
すね毛処理:7%削減
ポジション最適化:5%削減
エアロヘルメット:3%削減

ハーフタイプのレーパン(レーサーパンツ)+レッグカバー

ハーフタイプのレーパンも「日焼け」と「すね毛の空気抵抗」の問題があります。そのためレッグカバーとの併用がお勧めです。ただ、レッグカバーには「ずり落ちる」という問題があります。

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レッグカバーがずり落ちる件については別記事ご参照頂ければ幸いです。

夏用レッグカバーはずり落ちる!別解ロードバイク日焼け対策とは?
ロードバイク用の「夏用レッグカバー」を買って使っているのですが「ずり落ちてきます」構造上仕方がありません。ただ、ある程度はレッグカバーずり落ちを防止する方法があります。レッグカバーの選び方も重要です。また、根本的に解決する方法もありますのでブログにまとめておきます。

パールイズミ「ビブタイツ」「ロングタイツ」の共通的機能性の高さ

「ビブタイツ」「ロングタイツ」どちらもパールイズミの夏用「コールドシェイド」であれば機能性が高くお勧めです。機能を下記にまとめておきます。

パールイズミタイツの性能
  • 3DRパッド使用でおしりが快適(とにかく楽)
  • 太陽光を反射して衣服内の温度上昇抑制(日射がある場所では着ていないより涼しい)
  • UPF50+UVカット(日焼け止めを足に塗る必要が無くなる)
  • 吸汗速乾(暑い時には水を掛けると気化熱で涼しくなる)
  • 抗菌防臭
  • 再帰反射(夜間安全)
コールドシェイドの機能性
コールドシェイドの機能性は高い

パールイズミは日本人体形にあった作りで作っているので使い勝手が良い事で定評があります。実際に使っていると分かるのですが他メーカーよりも着心地が良いです。

私の場合、見た目ちょっと他のメーカーの方がカッコいいな!デザイン的には他メーカーかな?と思った事があるのですが、使い勝手の良さからパールイズミに戻ってしまっています。

ビブタイツ着用画像

実際にビブタイツを着用してみるとどんな感じになるのか?購入したパールイズミのビブタイツを着てみた画像です。サイズ感などは人それぞれなので、写真はご参考までに。

ビブタイツ

ロングタイツとアンダーシャツを着ると真っ黒です。黒子姿になれます。

ビブタイツと半袖

半袖ジャージを羽織るとこんな感じです。アンダーシャツはパールイズミの夏用ロングスリーブシャツを使用しています。

ビブタイツ前傾姿勢

前傾姿勢になるとこんな感じ。長袖長ズボンだと、暑そうに見えますけど太陽光反射機能があると、日射時は逆に着てた方が涼しいです。

レーパンと半袖シャツrapha

ハーフタイプのレーパンだとこんな感じ。夏らしくはあります。

半袖シャツとrapha半袖シャツかがんだ状態

半ズボンタイプのレーパンはRaphaを着用しています。

3Dパッド

パッドが重要で、良いメーカーのレーパンはパッドが非常に快適です。

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