ビンディングデビュー!ロードバイクで「立ちごけ」しない方法まとめ

トレーニング

ロードバイクでビンディングデビューして「立ちごけ」しない方法をまとめました。「立ちごけって何?」「クリートの確認とは?」「上手に立ちごけ?」「右足の重要性とは?」「どんな時に立ちごけし易いか?」などなど。

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ロードバイクの「立ちごけ」とは何か?

立ちごけとは?

ロードバイクの「立ちごけ」とは「ビンディング」で足が「ペダル」に固定されたことが原因で、とっさに足を地面につことができず、立ったままゆっくりと横に倒れてしまう事を言います。

ロードバイクのビンディングを知らない人からしたら「何であの人倒れたんだ?」と怪訝な目で見られて非常に恥ずかしい結果になります。

また、ロードバイク乗りの方からは「あいつ立ちごけしとる。素人だな。」と素人判定されて恥ずかしい結果となります。

ビンディングペダル脱着強度は慣れるまで最弱がおすすめ

始めてビンディングを使う場合には脱着強度を調整するバネの設定を「最弱」にしておく事をお勧めします。ペダルからシューズを外したいけど、外し方が下手くそだから外せずにそのまま「立ちごけ」するリスクが減ります。

SHIMANOマニュアルより引用
脱着強度は?

ビンディングに慣れるまでは脱着強度「最弱」がお勧め

クリートをシッカリ取り付ける

ビンディングシューズの裏面にクリートを金具で取り付けます。この取付ボルトをシッカリと締めていないと緩んでしまいます。クリートが緩むと遊びができて、ビンディングを外そうとしてもクリートが動いてしまい外し難くなります。

SHIMANOマニュアルより引用

シマノのマニュアルによれば締付トルク5~6N(ニュートン)です。強めに締め付ける必要があります。

クリートの締付
  • クリート取付ボルトの締付トルクは5~6N(ニュートン)
  • クリートの取付が緩んでいると外せなくなる原因となる
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トルクを測りながら締付する工具もありますが、まぁそこまで厳密にやる必要も無いかとは思います。

クリートの上手な外し方とは?

ビンディングは踵を水平に回転させると簡単に外れます。慣れていないと斜め上方向に引っ張ってしまって余分な力ばかり入って外れないという結果になります。無意識で外せるまで練習しておくことをお勧めします。

クリートの上手な外し方とは?

「踵」を「水平」に回転させる

クリートの上手なハメ方とは?

クリートをハメる時はビンディングペダルの脱着位置までクリートを持ってきて、上から体重を掛けてやれば「力」要らずでハマります。脱着時に余分な力を使うようだとロングライドになればなるほど疲れが溜ってしまいます。楽なハメ方も練習しておく事をお勧めします。

クリートの上手なハメ方
  • 1.ペダルを表面にする
  • 2.ペダル接合場所にシューズ裏側クリートを合わせる
  • 3.体重をのせれば「力」不要でクリートがハマる

信号手前!クリートを早めに外しておく

慣れるまでは信号で止まる事が分かった時点でビンディングを外して準備しておく事をお勧めします。信号で足をつく直前でビンディングペダルから足を外そうとして、思った様に外す事ができずにそのまま「立ちごけ」するリスクを減らせます。

信号でのリスクを減らすには?

信号で止まる事が分かった時点でビンディングを外して準備しておく

重要!「右足」も外す練習必要

通常、左足で足を付いてロードバイクを支えるのが一般的です。そのため左足のビンディングを外す回数が多くなります。回数が多くなるので「左足」のビンディングは上手に外せるようになるのですが、「右足」は意識して練習しておかないと中々上手になれません。単純に外す回数が少ないからです。不測の事態に対応できるよう意識的に「右足」も練習をすることがお勧めです。

グレーチングの「溝」に注意

ビンディングデビューした日に「ビンディング」に意識を取られていて、ちょうど信号待ち近くのグレーンチ横の「溝」にハマりました。そして「立ちごけ」しました。普段だったらハマる訳ないのですがビンディングデビュー時は注意散漫になるので注意しましょう。

道路の凸凹に注意

アスファルト舗装路でもたまに段差があります。乗り上げたりするとパンクや落車の原因となるので注意が必要です。

踏切の線路の凸凹に注意

踏切内の線路が斜めに走っていてハマってコケる場合もあります。注意が必要です。

マンホールなど滑る物に注意

マンホールなど凍結時は特に滑る場合があるので注意が必要です。

狭い場所をすり抜ける時に注意

狭い場所をすり抜ける時に何かに引っ掻けてしまうことが有ります。スグに足をつけるように準備しておく方が無難です。

スピードが出ていない時こそ「立ちごけ」注意

スピードが出ている時はロードバイクは安定するので転び難いです。止まる時やスピードを緩める時に「立ちごけ」する危険性が高くなるので注意が必要です。

ビンディング慣れしてきた時に油断大敵

ビンディング慣れしてきた時にも「立ちごけ」注意です。気が緩んで油断してしまわないようにしましょう。

立ちごけする時は左側に

右側に倒れると車に引かれる危険性があります。どうしようもなく倒れるしか無いのであれば左側に倒れた方が安全である確率は高いです。

以上、ご安全に!

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