愛知県新城市湯谷温泉「湯の風HAZU(はづ)」に宿泊した感想をブログにまとめておきます。温泉は満足?お湯の感じは?食事は美味しかった?部屋は綺麗だったか?サービス・接客は?思わぬハプニングに対して宿のコンシェルジュの対応はどうだった?などなど
湯谷温泉湯の風HAZU(はず)の外観
だいたい自転車旅に出かけると安い宿に泊まる事がほとんどです。散々走って寝てしまうからです。しかし!今回は外観からいつも泊っているビジネスホテルとは違いました。
ロビーに入るとさらにテンションが上がります。
凄っ!今まで自転車旅でこれほどの宿に泊まった事があっただろうか!?
テラス席からは宇連川が見晴らせます。眺望良すぎだろ。紅葉の時に来たらまた景色が変わって楽しめそうです。
忌野清志郎さんの愛した宿
ちなみに、後で調べていたら忌野清志郎さんが愛した宿とのことでした。忌野清志郎さんもココに泊って奥三河をロードバイクで走っていたと思うと胸アツですね。あっ、でもよく調べたら「はづ別館」の方でした。別館の方が高いのかな?と思って調べてみたら昔は「お客様に料金を決めてもらうシステム」だったとの事。
湯谷温泉のお湯は?
湯谷温泉は1300年前に鳳来寺山を開山した利修仙人によって発見されたと言われています。ちなみに、近くに「利修仙人の湯」という足湯もあります。以前行った過去記事があります。
温泉は鉱物が多いのか床のタイルの色が赤く変わっていました。少し滑りのあるお湯で、ナトリウム・カルシウムの塩化温泉との事でした。今回の自転車旅の途中で弟が胸を強打したのですが、温泉の効能に「うちみ」「くじき」等が含まれていてラッキー?でした。
大浴場は2つあるとの事でしたが1つしか入らなかったので、その点は惜しいことをしました。
思わぬハプニングに対して宿の対応は?
湯の風HAZUは施設自体は新しくありませんでした。公式サイトの写真は綺麗に撮影しすぎの感があります。お湯は良い感じです。ちなみに日帰り温泉もやっています。
しかし施設が古いので脱衣所に靴箱がありませんでした。部屋からスリッパで温泉に行けば良かったのですが、わざわざまた部屋に戻るのも面倒なので、靴を抜いでそのまま置いておき、温泉に入りってから出てくると、靴が無くなっていました!
盗まれた!?スリッパで温泉に来て、わざわざ人の靴を履いて帰る人なんている?トレッキングシューズを履いていたので盗まれたのか?でもそんなに新しい靴でも無いのにな・・・
中に入っている人数を数えると、スリッパが1組余っています。どうやらスリッパで来て私の靴を履いて帰った人がいる。という事は分かりました。取り敢えずフロントに相談に行きました。
フロントに話をすると、おそらくこれから食事に案内する部屋の方々の誰かでは無いか?との予想で、各部屋に確認してくれるとの事でした。そして、確認して頂いた結果・・・・
お爺ちゃんがスリッパで温泉に来て、私の靴を履いて部屋に帰ってしまっていたとの事でした。
まぁ、歳を取るとそんな風になってしまうのかも知れませんね。風呂上がりの裸足で履かれたと思うと不愉快でしたが仕方がありません。お爺ちゃんが水虫で無い事を祈るばかりです。
宿の皆さま、お騒がせ致しました。靴探しのご協力ありがとうございます。見つかって良かったです。
教訓:温泉に下駄箱があるとは限らない。宿では備付のスリッパを使った方が良い。
湯谷温泉湯の風HAZUの夕食は松茸づくし!
夕食を超楽しみにして行ったら、なんと松茸!幹事S木さん凄いです!凄すぎます!
ミラーレスカメラを部屋に置いてきてしまってスマホ撮影なのが申し訳ありません。料理は時期に寄って当然変わってくるかと思います。
松茸の土瓶蒸しなんて初めて食べます。
汁の無い蕎麦的な何かが出てきました。うーん汁が欲しいと思うのは庶民だからでしょうか?
食前酒の「かぼす酒」が美味しかった!おかわり欲しい。ちなみに、食前酒とは別にS木さんが皆にビールを奢ってくれました。
鮎の塩焼きですが、ただの鮎ではありません。子持ち鮎なのです。ししゃもみたいな食感でも鮎の味なのです。旨い!
松茸の香りの良い事、良い事。
松茸と牛肉の朴葉焼きです。早く焼けないかな。味噌の味がまた良い!
見た目も楽しませてくれます。鴨団子!
出た!松茸ご飯!香り最高!
松掛ご飯が赤みその味噌汁と合う!
食後に部屋に戻る前に湯上りドリンク発見!
お風呂上りに飲むものでしょうが、食後に飲みました。「川売の梅」を使った梅ジュースです。当然旨い!「川売の梅まつり」に行ったことがあるので、感慨深い味でした。
部屋の様子は?
建物自体は古いので新鮮さはありません。和室で古き良き旅館と言った趣です。バリアフリーなどの構造ではありませんし、トイレも昔の造りなのか狭いです。
ただ、寝床は畳にマットレス+布団が敷かれて清潔感もあり良かったです。
湯の風HAZUの朝食
71歳のY田さんが訪ねます。何とか爺と書いてあるな。なんて書いてあるんだろう?
くそじじいって書いてあるんじゃないでしょうか?
そんな訳あるか
なんて馬鹿な事を言っていると、凄い朝食です。
ちなみに、外国の若い綺麗な方が運んできてくれました。何処の国の人だろう?たぶん、普段だったら外国客も多いので対応される方なのだと思います。
このお米は新城市作手産の幻の米「ミネアサヒ」でしょうか?と聞いてみようか?
いや、そんなの答えられんと思うぞ
じゃあ、止めとくか。残念。
肉!猪肉かな?
鮎の一夜干し!
肉焼けた!俺!食う!
そして食後はセルフサービスのコーヒーを飲んで、昨日の反省会のような雑談や、次は何処に行こうかなんて話をして楽しみます。
本当なら、今日も走る予定だったのですが弟が胸を強打しているのでライド中止です。弟が寝ている間に早朝から走りに行けば良かったか!?
鳳来寺山はコノハズクが生息する山で有名です。ブッポウソウと鳴く声から別名「仏法僧」と呼ばれています。そのコノハズクがホテルのロビーで飼われていて、近くで見る事ができます。撮影する際にはフラッシュは使わないようにしてください。
チェックアウト前にもう一度コーヒーを頂いてしまいました。テラス席でコーヒー飲みたかったのですが、さすがにテラス席は人気でした。また来たいと思える宿でした。
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