知多半島から伊良湖へフェリーで渡り、渥美半島で「菜の花」を見ながら観光する。しかも渥美半島の美味しい物を食べるグルメ旅行。そんな自転車旅行はどうか!?私が弟に熱くプレゼンすると、弟は一瞬動きを止め、一言短く答えました。「ええね。」
さて、綿密な計画を立てようと思います。予定コースを巡る順番で観光名所とグルメスポットを掲載して行きます。知多半島と渥美半島の観光旅行のご参考になれば幸いです。
チタイチ+アツイチの出発地点はどこが良い?
「知多市役所」に集合して出発することにしました。自転車で集合するのに分かり易い場所だからです。ちなみに、車で集合する場合には「佐布里 緑と花の ふれあい公園」の駐車場などが広くて利用しやすいです。休日に自動車で集まって自転車の出発地点とされる方が多い様です。
知多イチ+アツイチのコース
知多市役所から出発して「師崎港フェリーターミナル」まで地図で調べたら約50kmでした。平均時速20kmで走ると2時間30分で到着します。
「師崎港フェリーターミナル」から「伊良湖岬」へフェリーで渡ります。その後はサイクルトレインがある豊橋鉄道渥美線の「三河田原」駅まで走ります。距離は「蔵王山展望台」に寄り道すると40kmくらいです。
「三河田原」駅からはサイクルトレインを使って「新豊橋」駅まで移動します。電車移動で33分です。約20km程度の距離です。
そして宿が豊富にある豊橋で一泊します。もう少し頑張って走って蒲郡で温泉宿に宿泊するのも良いですが、今回は「豊橋カレーうどん」など食べてみたいので豊橋宿泊予定です。
次の日は「豊橋駅」から蒲郡のオシャレカフェなど寄り道して「知多半田駅」まで60kmです。「知多半田駅」から「太田川駅」まで電車で移動して出発地点の「知多市役所」まで自転車で戻る予定です。
2日間で自転車の総走行距離150km程度です。
渥美半島の「菜の花」の見頃はいつ?
渥美半島の「菜の花まつり」は例年通りだと1月中旬から3月末日まで開催されます。1月中旬から見頃となり2月下旬~3月上旬頃満開となります。2月下旬頃には「伊良湖・菜のガーデン」や「免々田川(めめだがわ)沿い」では「河津桜」も菜の花と一緒に見ることができます。
「伊良湖菜の花ガーデン」や「加治の菜の花畑」で検索した結果2018年は2月27日(火)時点が「満開」となっていました。ちなみに、「河津桜」は「咲き始め」で「梅」は「もうすぐ見頃」でした。
伊良湖行きフェリーに自転車は乗せられる?
名鉄海上観光船が「河和港」と「師﨑港」から「定期高速船」(人だけを運ぶ船)を運行しています。ただ、名鉄海上観光船のHPで確認しますと「お客様のみがご利用可能です。乗用車、2輪車、自転車等の車輛はご利用できません。」と書いてありました。
自転車輪行できないのか?
電話して確認してみたところ、「しっかりと「輪行袋」に入れて頂ければ荷物として高速船に持ち込むことが可能です。」とのご回答頂けました。良かった。
時刻表を確認したところ昼食頃に伊良湖岬に到着するためには10:15分の高速船が良さそうです。
「師崎港」から「伊良湖岬」までの片道運賃は1,410円です。
※時刻表や運賃はH30.3調査時点でのものなので、計画される方は公式サイトでのご確認をお勧め致します。
伊良湖ビューホテルでビュッフェは高い?
料金ランチビュッフェのみだと2600円でした。入浴付きだと3700円。ただし残念ながら木曜日に土曜日の予約を取ろうとしたら既に「空き無し」のため予約が取れませんでした。残念。1週間前くらいまでには予約しておいた方が良さそうです。
伊良湖ビューホテルでのランチビュッフェが予約取れないので「渥美半島どんぶり街道」加盟店か伊良湖菜の花ガーデンの近く「うおすみ」かで食事を検討したいと思います。
「うおすみ」は隠れ家的レストランで渥美半島ならではの魚介類を食べられるオシャレレストランです。夜のコースだと4000円、5000円するコースとなるのですが、昼のランチだと「地魚ランチ」が1890円とのことでした。完全予約制とのことです。
伊良湖菜の花ガーデン
「渥美半島菜の花まつり」のメイン会場なのでここは外せません。入場料・駐車場代が無料となっており良心的です。ただ入場の際に「菜の花基金」として100円協力を求められるとのことです。快く払いましょう。
3月の渥美半島の風向きは?
渥美半島は海沿いの道を走るので昼は「海風」が強く吹きます。「海風」とは昼間、太陽光により「陸」が「海」より温められやすい性質により「陸」と「海」に温度差が生じ、海から陸に向けて吹き込む風のことをいいます。逆に夜は「陸」から「海」に風が吹きます。
渥美半島は風車がいくつも設置されています。まさに風が強いことを意味します。事前に当日の風向きを確認しておいた方が良いでしょう。逆風で春一番が吹き荒れていたりすると自転車がまったく進みません。2018年は2月28日頃に春一番が吹き荒れていました。3月3日(土)は風もそれ程強く無さそうです。
バロックでジェラート
スイーツ&ジェラテリア「バロック」には「菜の花のジェラート」があります。これは行ってみたいです。
加治の菜の花畑
伊良湖菜の花ガーデンに行くので、こちらは寄れたら寄る程度に考えています。まぁせっかくだから行きますか!
蔵王山展望台
蔵王山展望台からは天気が良いと富士山も見えます。星空テラスもあり夜間はライトアップしたりもするので、観光であれば夜寄りたいのですが自転車なので残念ながら日が沈む前に寄る予定です。無料なのが嬉しい所です。
田原製パン長栄軒
テレビで「ミニシュークリームの詰め放題」をやっていました。詰め放題は毎日やっている訳では無くイベントの日のみです。「ぐるりんパン」が名物とのことです。
豊橋鉄道渥美線はサイクルトレイン
三河田原駅から新豊橋駅までサイクルトレインに乗ってみたいと思います。自走でないのはズルいでしょうか!?でもサイクルトレインに乗ってみたいので仕方ありません。三河田原駅から新豊橋駅までの通常運賃520円に自転車持ち込み料金100円/台数が必要となります。平日は時間帯限定、土日は終日実施です。
電車で移動だと36分、自転車での距離約19kmをショートカット可能です。
サイクルトレインなので電車内に輪行袋無しで乗車可能です。
※料金改定や詳細情報は豊橋鉄道株式会社のHPで最新情報をご確認下さい。
ちなみに、伊良湖岬から三河田原駅までの距離は約40kmです。蔵王山展望台か加治の菜の花畑を止めればもう少し楽できそうです。
愛知大学記念館
愛知大学記念館は1908年に建設された建物で、元々は陸軍第十五師団司令部として建てられた物です。終戦後、愛知大学が創立された1946年から1996年までの50年間、愛知大学本館として使用されていました。その文化的価値から、1998年に登録有形文化財に指定されています。
豊橋カレーうどんとは?勢川本店
豊橋のカレーうどんは二層構造になっています。器の下側にとろろご飯が隠されているのです!その衝撃的なカレーうどんを提供する老舗の名店です。大正3年創業です。
豊橋のカレーうどんが独特なのは、元々地域おこしのために豊橋市と商工会議所が手を組んで「ご当地グルメ」による地域おこしとして生まれたものだからです。元々うどんの消費量が多かったことから「カレーうどん」が着目されたそうです。2010年に豊橋市内40店で発売されてから定着して豊橋市の至る所で「豊橋カレーうどん」を食べることができます。
食べ方としましては、先にうどんを食べきってからとろろご飯を食べると2種類の味が楽しめるため、かき混ぜずに食べると良いとのことです。
豊橋市公会堂
昭和6年完成の豊橋市の歴史的建造物です。イベントやコンサートなどに利用されています。ホールの利用が無い日は見学が可能です。路面電車が走るメイン通りに位置するので路面電車を見てから寄ってみたいです。
ヤマサのちくわ
豊橋の魚町にはヤマサのちくわ本店があります。豊橋市公会堂に近く路面電車も目の前の道路で走っているので寄ってみたい所です。本店限定商品として「帆立入り焼き蒲鉾」が販売されています。
豊橋でお勧めの宿泊は?
3月3日(土)出発当日の深夜2時に宿泊先をどこにするか調べていたら、「ABホテル豊橋」で当日限定プランなるものがあり、お得に予約が取れました。「楽天トラベル」だけに当日限定プランがあって安くなっていました。他に、じゃらんとヤフートラベルでも探したのですがどうも楽天トラベルだけしかやっていないようでした。ちなみに、当日の11時頃にも楽天トラベルをみたらまだ部屋に空きがありました。当日に急に泊まることにしても予約取れるかも知れません。ホテルとしても大浴場やバイキング形式の朝食もあり、部屋も綺麗で口コミも良く、評価が高いホテルでした。ビジネスホテルとして優秀なホテルのようです。
他に、お金に余裕がある方であれば豊橋駅直結の「ホテルアソシア豊橋」が便利です。レストランも併設していて至れり尽くせりです。ちょっと贅沢したいならホテルアソシア豊橋がお勧めです。マッサージチェアが置いてある部屋もあります。ロードバイクの疲れを癒せそうです。
豊橋駅から知多半田駅まで自転車で何km?
2日目のコースは豊橋駅から知多半田駅まで「衣浦トンネル」を通る最短ルートでおよそ60km程度です。美味しい物巡りの旅をしてゆっくりと帰りたいと思います。蒲郡で日帰り温泉なども良さそうです。
疲れていたら気分次第で「蒲郡」駅から名鉄蒲郡線の電車に乗って「西尾」駅まで行き、抹茶の街西尾を探検するのも楽しそうです。その場合電車賃は550円です。そして「西尾」駅から「知多半田駅」までの距離だと16km程度です。ひどく距離が短くなってしまいますが、知多半田駅で電車に乗らずに自走で知多市役所まで帰るというのも良いかも知れません。
何にせよ予備ルートが確保できるのは不測の事態に備えて良いことです。
チャリカフェポーター
蒲郡の「竹島」近くにある、自転車乗りが集まるカフェです。竹島水族館のすぐ隣です。自転車乗りなら一度は寄っておきたいカフェです。「回復食」と「ヘルシー食」をテーマにした食事が楽しめます。
和食処 山女魚
人気の店です。事前予約はできません。つまり、当日突然行きたくなっても入店できる可能性があるということです!「タカアシガニ」が時価で食べられます。口コミで調べると、それほど高くなくて2500円~3500円くらいらしいです。名鉄蒲郡線の三河鹿島駅近くにあります。
カフェオーシャン
インスタグラムで人気なフォトスポット的オシャレカフェです。
西尾観光案内書
抹茶の街西尾を観光するなら、情報収集の為に寄っておきたい場所です。事前知識が無くても、当日ここで情報を集めて観光すれば楽しめそうです。
衣浦海底トンネル
碧南市から半田市へ渡る海底トンネルです。徒歩や自転車で移動可能です。地下11階まで階段とスロープで降りて480メートルあるトンネル内を移動することになります。トンネル内はラジオが鳴っていて不気味な雰囲気です。距離間隔も平衡感覚も時間間隔も狂う不思議な場所です。異次元に迷い込んだのかと思える程です。ロードバイク乗りなら一度は通ってみたいトンネルの1つです。ちなみに、車とは別のトンネルなので安全安心です。料金無料。
半田赤レンガ建物
1898年(明治31年)にカブトビールの製造工場として作られた建物です。建物内で「カブトビール」を飲むこともできますし、お土産で購入することも可能です。毎月第四日曜日にはマルシェが開催されています。
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