GoPro HERO5 Sessionを購入して1年以上使った感想(レビュー)をまとめておきます。私のゴープロの使い方としては、主に「旅行時の写真撮影」と「ロードバイク(自転車)に乗りながらの写真撮影・動画撮影」です。
GoPro HERO5 Settionのレビュー
小型でモニタ無しのGoPro HERO5 Settionは他のGoProとは異色の存在です。サイコロ状の形状でカメラっぽさがないので持ち歩いていてもガッツリカメラ撮影しています!といった様相にならないのが良い所です。
サイズも各辺4cm弱と小型なので持ち運びし易く、見た目もシンプルでスッキリします。
ネックレス形式のマウントがおすすめ
シンプルなGoPro HERO5 Settionの外観を生かすならネックレス式のマウントがお勧めです。
ウィンドブレーカーと合わせた場合の外観
普段着パーカーと合わせた場合の外観
「自転車」に乗って撮影する時には、主にネックレスタイプのホルダーにGoProを固定して使っています。ネックレス式だと自転車の振動を直接受けず、ブレも少ないのと、両手が自由になるでおすすめです。
「旅行用」には手で持って使タイプのマウントを購入しました。旅行時の撮影には役に立ちますが自転車用には使えません。大きくて邪魔になるのと、片手が塞がってしまうためです。
ボイスコントロール機能は有能
ネックレス式だと手元でGoProを操作できないじゃん?どうやって操作するの?という話なんですが、主に「ボイスコントロール機能」で撮影指示できるので声で操作しています。
ただ、ボイスコントロール機能は一人で「GoProタイムラプス、オン!」とか叫ぶ必要があります。戦隊モノのヒーローが必殺技を使っているみたいで恥ずかしいという難点はあります。街中では使いづらいのでGoProを口元に寄せて小声で使っています。
私)「GoProタイムラプス、オン!」
弟)「兄ちゃん何か言ったか?」
私)「いや、何も言っていないし・・・(恥かしい!)」
ボイスコントロールで可能なコマンド一覧
GoPro電源オン | GoProの電源をオンにします |
GoPro電源オフ | GoProの電源をオフにします |
GoProビデオスタート | 動画撮影を開始します |
GoProビデオストップ | 動画撮影を停止します |
GoPro写真 | 写真撮影を開始します |
GoProバースト | 連写写真を撮影します |
GoProタイムラプススタート | タイムラプス撮影を開始します |
GoProタイムラプスストップ | タイムラプス撮影を停止します |
GoProビデオモード | 動画モードに設定 |
GoPro写真モード | 写真モードに設定 |
GoProタイムラプスモード | タイムラプスモードに設定 |
GoPro撮影 | 設定したモードで撮影開始 |
GoPro撮影ストップ | 撮影を停止します |
ボイスコントロール機能の弱点はコマンドを正しく覚えておかないといけないという事です。この前「GoProビデオスタート!」を「GoPro動画オン!」と言ってしまい全然動作しませんでした。
私)「GoPro動画オン!」
私)「GoPro動画オン!」
私)「GoPro動画オン!」
弟)「コマンド間違って無いか?」
私)慌ててスマホで確認→「恥ずかしい!違った!」
GoProの使い道
GoProで何を撮影するの?とよく聞かれます。自分の場合は「旅行用」「自転車用」ですが、他に多いのが「スノーボード、スキー用」「サーフィン用」「トレイルランニング用」と、スポーツ用として使う場合が多いようです。
旅行用として使った感想
「GoPro HERO5 Settion」を旅行用に使うのは基本的に難しいというのが私の正直な感想です。何故なら、スマホで撮影状況を確認しないと、どんな感じで写っているか分からないためです。(GoPro HERO5 Sessionにはモニタが無い。)
GoPro HERO5 Settionをスマホに接続するのにも、サクッと繋がらずに時間がかかるのでストレスを感じます。
という事で、旅行用のカメラとしてGoPro HERO5 Settionはあまりお勧めしません。旅行用のGoProだったら、モニタで撮影状況を確認できるモニタ付きの最新Goproがお勧めです。
GoPro旅行時のちょっと変わった使い方
ちなみに、私の旅行用としてのGoPro HERO5 Settionの使い方は、タイムラプスを10秒で設定して自動り棒にGoProを取り付けて適当に持ち歩いて運が良かったら良い写真が撮れている。といった使い方をしています。意外と思わぬ写真が撮れて面白いです。
逆に、自分が撮りたい!と狙って撮る写真はミラーレスカメラを使っています。写真の画質もミラーレスカメラの方が圧倒的に良いです。
奈良の燈花会に向かう交差点:ミラーレスで撮影した写真
奈良の燈花会「浮雲園地」:夜のわずかな明かりでも鮮明に撮影できています。ただ、ミラーレス一眼レフはがかさ張るのが難点!ロードバイクで移動時に落としたり転んだりしたら壊れるのが目に見えているし・・・
その点GoProは小型で軽く持ち運びし易いのがメリットです。また、GoPro HERO5 Settionで撮影した写真は独特な面白い写真が撮れます。その点は高評価です。
ちなみに、私が使っているミラーレス一眼レフカメラは、Sonyの「α NEX-5N」です。2010年6月に発売された機種で既に生産終了しています。中古で買えばレンズセットでも3万円しないくらいです。それでも十分な機能です。
旅行用に使うのであれば、GoProでは無く、こういった型落ちのミラーレス一眼レフを買うという選択も有ります。
ゴープロで撮影した写真は独特
ゴープロは広角の写真が撮れるので独特な写真が撮影できます。最新機種になればなるほど、より高機能な撮影が可能になるのですが、GoPro HERO5 Sessionでも十分面白い写真撮影が可能です。
奈良の平城京にて撮影:地平線の広がりが感じられる写真になりました
夜でも、少し明るい場所であれば意外に撮影できています。スピード感がある写真が撮れていました。
新城の旧田口線を辿る旅での撮影です。両手をまったく使わずに撮影できるので助かります。両腕と手元も撮影されていて臨場感がある写真になりました。
ロードバイク(自転車)用として使った感想
私は主にGoPro HERO5 Settionをロードバイクで出かけた際の写真・動画撮影用として使っています。電池持ちが悪いのが難点ですが、使い勝手は良いです。
先に挙げたように「ボイスコントロール機能」で撮影できます。またネックレス式ストラップを使うことで「両手がフリー」にすることができます。安全安心です。あと「小型でスッキリ、シンプル」なのが気に入っています。
電池持ちが悪い点に関しては「ここは撮影したい!」というポイントだけ使うようにしています。電池交換できない点だけは残念です。
GoPro HERO5 Settionのデメリット(欠点)
欠点の電池ですが、GoPro HERO5 Settionはおよそ1時間30分前後で電池切れとなります。電池は本体内部に収納されていて電池交換できません。ロードバイクでロングライドする際のカメラとしては致命的に電池持ちが悪いです。
そのため、ロングライド時には、バッテリーとコードを別途持って行き、電源供給しながら撮影する事になります。電源供給しながらだとGoPro HERO5 Settionのハッチを開きっぱなしにする必要があるので、突然の雨などがあると使えません。また、バッテリーはスマホの充電にも使えるとはいえ重量も重くなります。
GoPro HERO5 Sessionのメリット(長所)
最後にGoPro HERO5 Sessionのメリットをまとめておきます。
小型で軽い
機種名 | 状態 | 重量 |
GoPro HERO5 Session | 本体のみ | 72g |
GoPro HERO7 Black | 本体のみ | 116g |
撮影ボタンを押すだけで撮影可能
ミラーレス一眼レフのような難しい設定は不要です。タイムラプスモードで適当に撮影しておいて思わずいい写真が撮れていた!というお気楽な使い方も出来ます。私はそうやって使っています。
ボイスコントロールが可能
ロードバイクに乗っている時に片手運転で撮影するのは危険なので、ボイスコントロール機能はありがたい機能です。
ヘルメット装着用マウントが付属している
ヘルメットに装着すると「ちょんまげ」みたいになってかっこ悪いのですが、最初からマウントが入っているので「アリ」と言えば「アリ」です。
結論!ロードバイク用で短時間使用するのには使い勝手が良い!しかし、液晶が無いので撮影内容確認にスマホが必要なため「旅行用」には不向き。また、丸1日ロードバイクで旅する場合には電池交換ができないので不向き。
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